花 花盛り 花明り 花影 花時 花過ぎ 花朧 花の雨 花の山 花の昼 花の雲 花便り 花の宿 花月夜 花人 花盗人
自選句。
さらば平成花のもと目を瞑る
益弘
春深し 春更く 春闌く
自選句。
幕の内弁当に春闌けにけり
益弘
桜 朝桜 夕桜 夜桜 老桜 里桜 楊貴妃桜 薄墨桜
自選句。
言霊の駆けぬけてゆくさくらかな
益弘
桜 朝桜 夕桜 夜桜 老桜 里桜 楊貴妃桜 薄墨桜
自選句。
老人の眼のすぐ潤む櫻かな
益弘
花冷 花の冷 桜冷
自選句。
まれびとを待ち花冷の京都駅
益弘
初桜
自選句。
あをあをと潮満ちくる初桜
益弘
春の夕焼 春夕焼
自選句。
存分に歩きて春の夕焼かな
益弘
朧 草朧 鐘朧 影朧 朧月 月朧 朧月夜 朧夜
自選句。
朧夜の身の九穴もおぼろかな
益弘