益弘 この一句

俳人 田畑益弘のきょうの「この一句」

田畑益弘きょうの自選句「益弘 この一句」

2000-11-01から1ヶ月間の記事一覧

後ひと月

明日から十二月。早いものである。今世紀も後ひと月である。コンピュータ二千年問題で騒がしかった、お正月が、つい先日のようだ。歳をとればとるほど年月の経過を早く感じるというが、その通りだなと思う。なぜだろう?新しい経験がなくなるからか?己れの…

鍋ものがいい季節になりました!

寒い朝だった。京都は2.3℃、奈良は0.0℃だったという。地元紙は「この秋一番の・・」と夕刊一面で報じている。まだ、秋なんですかね?立冬を過ぎても、未だに秋と言っている感覚は、俳句を創る者として好きになれない。新聞屋さんはどうも「十二月から冬」と…

人々の声

連日、米国大統領選の行方がトップニュースとして報じられる。いい加減、ウンザリしてきた。日本人にしてそうなのだから、米国民の呆れ、シラケ、苛立ちはいかばかりか?と同情する。さて、ゴアさんは相変わらず、敗北を認めず法廷で争いを続けるようである…

真冬へ

注目の米国大統領選の勝敗を決する、フロリダ州の最終集計が確定した。ブッシュ氏の勝利が、これで三度確認されたことになる。混迷の大統領選の行方がようやく明確なかたちで見えてきた。米国という最強のビッグパワーの、これ以上の停滞は許されない。英国…

温暖化?

地球温暖化防止ハーグ会議が決裂したまま閉幕した。京都議定書の完成は先送りされた。日米とEUの対立、先進国と途上国の対立という、難解なパズルはやはり解けなかった。温暖化防止というグローバルな課題に各国の利害をどう調整するのか?というこの国際会…

三島忌(憂国忌)

メールで、休日はなぜ新作をアップしないのか?と訊かれた。ありがたいことである。毎日読んで下さっている何よりの証しだからだ。「休日は、普段出来ないことをあれもこれもやろうとするから・・」と御返事した。正直言って、そうなのである。休日はなかな…

小春日和

好日。小春日和。放射冷却で朝は冷え込むが日中は厚着をしていると汗ばむくらい。今日は休暇をとった。正午に起床。睡眠不足を解消する。さて、米国大統領が未だに決まらない。民主主義の最も悪い点が出た。つまり、こういう事態に立ち至った時誰もが「決定…

曼殊院、円光寺、詩仙堂

この飛び石連休、京都への人出はピークだと予想していた。早朝に彼女と待ち合わす。その人出とかち合いたくない。曼殊院、円光寺、詩仙堂が、彼女の考えてきたコース。比叡山の麓である。紅葉の名所である。寒いのを覚悟で早速タクシーを拾う。やはり、市中…

明日は逢瀬

明日は久々の逢瀬。どこへ行こうか?と悩む。と書いたが実はなんとも思っていない。行く先は彼女が考える。これまでもこれからもそうである。私は言うとおりにするだけ、お金を出すだけである。昔から、私はそうだった。十代の頃、初めてつきあった女性に「…

遅い紅葉

今では、超有名人となった山口良治さんのことをテレビでやっている。あの泣き虫先生である。京都市立伏見工業高等学校ラグビー部を全国一にしたあの男である。泣ける。淡々とした事実のナレーションなのになぜか泣けてくる。ここに教育の原点があるような気…

今、国会を見ている

野党四党が森内閣不信任決議案を提出した。きょう深夜には今回の騒動に決着がつく。政治改革とか経済再生といった、高邁な目標のないいかにも永田町的な政界動乱である。国民不在も甚だしい茶番劇である。大企業の業績改善に比べて中小の苦境は深刻度を増し…

除名しかない

私の拙書「WEB PAGE」の出版元、太陽書房のサイトが下記に移転した。http://www.taiyo-g.com/また、「WEB PAGE」にISBN番号が付いた。<「WEB PAGE」(I)(II)のISBN番号をお知らせします。(I) ISBN4-901351-05-2(II) ISBN4-901351-0…

モラルの問題

私はこれまで加藤紘一さんに期待していた。YKKの中で最も総理総裁に近い人物と認識していた。しかし、今回の言動でそれが幻想であることを知った。見損なっていた。加藤さんは筋を守るべきだった。森内閣に退陣を迫るのなら・政策論争を挑む・自派閣僚を…

除名

加藤紘一さんの野党と連携した倒閣、政権簒奪戦略を国民はかなり醒めた眼で見ている。政局の混迷の度合いに比べて世論の盛り上がりは無いに等しい状況がそれを如実に物語っている。不信任案がもしも可決されたら迷わず解散すればよい。もちろん加藤さんらは…

猿も小蓑を・・・

私の日記を読んだ女性たちから、さまざまな御意見をメールでいただく。なぜか私のWEBは女性の読者が圧倒的に多い。彼女たちは、今回の自民党内の権力闘争について「わからない」「くだらない」「興味ない」と言う。ほとんど全てのメールはその三つの反応に分…

騒動師

「首相交代論」があるとかないとかよくわからないきょうのニュース。野中自民党幹事長は橋本派の「一致団結」を強調している。ま、いずれにしてもこれで「加藤総理」の目は完全になくなったということだ。「離党はしない」とか「野党との連携」とか「内閣不…

一点となる・・

加藤さんの読みは相当甘かったようだ。加藤さんの言う「ドラマ」に自民党主流派も公明党、保守党も微動だにしなかった。むしろ加藤派出身の閣僚から唐突と無思慮を批判される始末‥。ああ、加藤さんはどこへ漂流してゆくのだろうか?保守本流宏池会のプリンス…

冬の月

加藤紘一さんが今日も意気軒昂である。「自分の政権を作りたい。」と仰る。その言やよし。政治家たるもの誰もがそういう志を持っていてもらわないと困る。しかし、加藤さんの言う「政権」の具体像がはっきりしない。現在の自公保連立政権の枠組みを維持しつ…

冬の蜂

アメリカ大統領選の混迷がなお続いている。これ以上、集計の疑義を持ち出せばきりがない。一度結果を見てしまった再投票は論外である。早急な政治決断が求められている。表に出た投票結果で、とにかく勝ったのはブッシュ氏だ。ゴア氏は潔く敗北を認めるべき…

初冬

彼女から、メール。熱が出ないから仕事には行ったけどね。昨日あたりから少し楽になりました。・・>疲れが出たのだろう、なかなか風邪がぬけないようだ。多忙だったり、体調が悪かったりと逢う日が巡って来ない。「遠距離」は待つことの連続だ。もう慣れたけ…

一体、どうなるのかな?

アメリカ民主主義は一体どうなってしまったのか?ブッシュVSゴアが大接戦だったことはよく解る。しかし、再投票を求める声が出るほどの集計のお粗末、不透明さはどうしたことか?選挙という民主主義システムの根幹に疑念を抱かせる、まことに憂慮すべき事態…

新たな憂鬱

我が家の花樹に対する、心ない行為は先日、警察に被害を届けて以来ピタッと止んだ。まことに不思議である。まさしく警察の威力なのだが、警察が我が家に来たことを目撃するか、私のHPを見なければ「警察に届けたこと」を知り得ない筈だ。悲しいことだが、近…

歴史的一日

米国大統領がまだ決まらない。前代未聞である。フロリダ州の投票をカウントし直すそうだ。御苦労様です。後から、文句の出ないようにしっかりやって下さいね。大統領選のことは確定してから書くとして、今日はなんと言っても、重信房子さんの逮捕でしょう。…

立冬

NHKのニュースを見ていたら天気予報担当の女性アナが「立冬なのに小春日和‥」などと言っていた。無理に術語(季語)を使おうとするから、こんなことになる。皆さん、こういう誤った日本語の使い方はやめましょうね。特に俳句を創られる方は厳しく認識しておき…

「青林檎」のこと

BBS「青林檎」がまもなく20000アカウントを達成しようとしている。昨年六月に開設、最初のお客様はCABINさんだった。東京在住の女性、WEB製作では私よりずっと先輩の方である。「青林檎」の名は、公募した。名付け親は俳人・橋本改さんである。目下、福祉行…

彼女のメール

文化祭で忙しくしていた彼女からメール。でも、昨夜からちょっと調子がよくない。扁桃腺がやばい!!今日、昼から映画館で居眠りしちゃったし・・・。>いまどきの教員は大変である。特に中学三年生の担任ともなると、進路指導や問題生徒への対応で休日も気が…

ユリカモメ

そろそろ立冬なのにまことに暖かいこの頃だ。普通なら、喜ばしいことなのだが温暖化が原因では、という疑念が常にある。暖冬傾向がもう十年近く続いているのではないか?暖かい冬が当たり前になっている。これは、やはり不気味だ。地元紙によると、今日ユリ…

文化の日

インターネットが若者中心の世界であることは周知のことだ。iモードの主役は若い世代である。私のWEBでさえ二十代、三十代の熱心な読者が多いくらいだ。情報機器、というか大抵の新しい「もの」への対応の素早さ、柔軟さはいつの時代も若さの独壇場だという…

行く秋

この臨時国会で森内閣はどれだけ仕事ができるか?と当初から注視していた。今日までに公選法、少年法、健保法、警察法といった重要法案の改正に目途がたった。ボロクソに言われながらも相当な仕事ぶりである。野党の非力もさることながら、与党三党の結束の…

術後のチコ

チコの容体を気遣って、多くの御見舞いメールを頂いた。御心配をおかけしました。ありがとうございます。チコはまだ少しぼんやりしているものの、食欲も戻りテレビや冷蔵庫に跳び乗ったりして「リハビリ」に勤しんでおります。化膿止め?を暫く飲まねばなら…