益弘 この一句

俳人 田畑益弘のきょうの「この一句」

田畑益弘きょうの自選句「益弘 この一句」

2003-03-01から1ヶ月間の記事一覧

見ていないこと

イラク解放戦争の報道を見聞するにつけメディアというのは「判官贔屓」なのだ、ということを痛感する。どう見てもイラクの国土の四割を既に支配下に置いた、米英軍の圧倒的な戦果は歴然としているのだが、イラクの些細なゲリラ的抵抗を過大に評価し報道して…

戦争報道について

今朝の朝刊A紙を読むと「米軍が首都攻略作戦を休止した」ことになっている。多分ウソだが、前線の兵士は一日一食しか食べていないとも書いてある。B紙によると、米軍は補給線の防衛に力を注いでいるものの首都攻略への準備は着実に進んでいる、ということ…

法金剛院の枝垂桜

昨日、開花予想通り咲いた近所の法金剛院の枝垂桜を見に行く。この寺は夏季の「観蓮」で有名なのだがこの枝垂桜は毎年我が家の近辺で一番早く咲く。いわば春本番の目印のように私は思っているのである。ちなみに我が家の桜はまだ蕾の状態。同じ地域でも何故…

ようやく京都も開花しました

「銀河系」の主宰者選句を発表した。http://iconbbs.moon.ne.jp/112/iconbbs.cgi?massy是非御一読いただきたい。今回は「題詠」の特選句に該当作がなかった。四月句会の会員各位の御健吟を期待している。水割りを飲みながら深夜まで彼女と長電話していて日記…

「イラク解放戦争」開戦一週間

イラク解放戦争開戦一週間。米英軍が順調に戦果をあげているせいか早くもイラクの戦後統治、戦後復興が話題になっている。いろいろな人がいろいろな立場でものを言い百家争鳴の状況だが、結局、実際に戦って勝った者が決めることなのである。戦後統治につい…

この平和を守るもの・・・

広告のページに「サンシナジー有限会社」殿を加えた。興味のある方は御覧頂きたい。http://www.kyoto.zaq.ne.jp/masuhiro/CM.htmlうららかな一日。イラク解放戦争が虚構のように思えてしまう。この日本の平和を保障してくれているのは米国だ。米英軍の行動を…

メディナ機甲師団との決戦

米英軍の進攻は順調にいっているようだ。イラク軍のゲリラ的抵抗にメディアや市場は過剰反応しているようだが、圧倒的な軍事力の差は歴然としている。バグダッドの陥落は必至である。今日明日にもメディナ機甲師団との決戦が迫っている。化学兵器の使用が懸…

異様な社会像

きょうは私の出身中学校の閉校式があるので、午前中に早退した。夕刻からは、卒業生が一堂に介してのパーティー。遅くなるので早々に日記をアップした次第。小学校は十年前に既に統廃合されている。中学校までもがなくなってしまうとは、まことに寂しい限り…

麗日

麗日。穏やかに晴れて気温も上がり春らしい一日。桜の開花も近い。例年にない寒い春もようやく終息の気配である。イラク解放戦争。米英軍の進攻が急である。余りの速さに一抹の危うさを感じるのだがきちんと計算されてのことなのであろう。・市民の犠牲は出…

あの「眼鏡のオジサン」は誰なのか?

イラク解放戦争。先日の米国の先制第一撃でイラク指導部のナンバー2、三人が死亡したと云う。そして、フセインもウダイもクサイも既に死亡したと云う情報がある。CIAは否定しているし、真偽ははっきりしない。しかし、あの記者会見をした「眼鏡のオジサン…

「イラク解放戦争」

お彼岸の中日。麗かな春日和となった。永らく春寒の日々が続いていたがようやく桜の開花も間近いことを実感する。待望の春本番である。さて「銀河系」3月句会の会員・読者選高点句を山際一郎君が集計して発表してくれた。手探りで始めたネット句会も軌道にの…

偽善者はさぞ悔しいことであろう

「戦争反対」「平和的解決」などとお題目のように唱え続ける、幼稚な偽善者には申し訳ないが米英軍がサダム・フセインに対して開戦した。フランス等の偽善者によって平和的解決が閉ざされた以上国際正義を実現するためにはやむを得ぬ武力行使であったと我々はこ…

サダム・フセインの見納め・・・

予想通りサダム・フセインは亡命を拒否した。勝てる可能性のない戦いにこの阿呆はまだ一縷の望みを繋いでいるのか?愚かで貧しい者はやはり死ぬまで愚かで貧しい、ということだ。ブッシュ大統領の宣戦布告は間近に迫っている。サダムの顔をTVで見るのも今…

亡命か死か

ブッシュ大統領がイラクに最後通告を突きつけた。サダム・フセインへの最後で最大の圧力である。この日記を書いている今も「その時」は刻々と迫っている。元より我々はブッシュ大統領の方針を全面的に支持している。平和的解決にはもはやサダム・フセインの…

アゾレス会談・三カ国合意を全面的に支持する

遂に米国が英国、スペインとともに重大な決断を下すときが迫ってきた。英国のぎりぎりの譲歩案もフランスの頑なな態度に葬られ外交努力の道は閉ざされてしまった。フランスは最後までイラク問題を安保理問題にすり替える事に躍起になっていた。それは、ほと…

「何一つ変らない人物」

「イラクの暴挙」支持する民を想ひをり寝苦しき夜の寝返りのたび「国際貢献」自明のごとく云ふ者の正義に疲るる夜長(よなが)なりけり1991年1月17日 に始まった、あの「湾岸戦争」の前年に詠んだ私の短歌作品である。(二首とも朝日歌壇に掲載された。)あれから…

兵員の士気を最優先に考える時

安保理が遂に機能を停止した。次回の開催日時も決められない体たらくである。英国のぎりぎりの譲歩案は失礼にもフランスに一顧だにされなかった。フランスの大人げない姿勢が最後の合意形成のチャンスを葬ってしまったのである。「最初に拒否権ありき」では…

ChiracとIraq

最近、フランスの大統領がなぜかやたらと日本の新聞紙上を賑わしている。イラク問題への対応に関して妙に頑なに意地を張り続けているからである。御存知、フランス大統領イラクさんである。いや確かシラク(CHIRAC)さんだったかなぁ?ま、イラクもシラクも似…

大人げないフランスの態度

アメリカの正義のための闘いが迫ってきた。それは湾岸戦争後永らく安保理決議を無視してきた、イラクへの当然の懲罰なのである。これまで数多くの全会一致の決議がサダム・フセインによって愚弄されてきた。アメリカの怒りは即ち国際社会の怒りである。拒否…

「MOAB」爆発実験成功を喜ぶ

アメリカが最強の通常兵器「MOAB」の爆発実験に成功した。来たる対イラク戦を早期に終息させるためには非常に喜ばしいことである。対タリバン戦に使われた、あの「デージー・カッター」を凌ぐ破壊力である。サダム・フセインの感想を聞きたいものだ。さ…

シラクさん、いよいよ拒否権ですか?

予想通りロシア・フランスが拒否権行使を言明したようだ。安保理の最後の努力を自ら放棄する愚挙だと言えるであろう。哀しいかな、安保理は(というより国連は)多数決の原理が通用しない国際機関である。元より非民主的な決定しか成し得ぬ組織なのだ。世界の…

現代史の大きな転回点である

対イラク問題の最終局面。それは大きな歴史の転換点をも意味していると言えるだろう。米英を中心とする同盟国はイラクの即時無条件全面的な武装解除が為されない限り、修正決議案の可否に関らず開戦することを言明している。果たして安保理は全会一致以外に…

同盟国の「自衛戦争」

寒の戻りと言うか春寒と言うかこのところ真冬のような日々が続いている。きょうも時折、淡雪の舞う寒い一日。桜の開花予想も発表されたのに今年の冬将軍はまことにしぶといと言うべきである。我が家の猫たちも戻ってきた冬に戸惑っている様子。ヒーターの前…

最後通告

米・英・スペインの三カ国が安保理に修正決議案を提出した。今月17日をイラク武装解除の最終期限とする事実上の最後通告である。事態は最終局面を迎えた。つまり、選択肢はもはやイラクの即時無条件の全面的武装解除か米英を中心とする武力行使かの二つに一…

いよいよ最終局面

ブリクス氏、エルバラダイ氏の「イラク査察追加報告」を待っていた。予想された通り、「査察継続の必要性」を言いつつイラクの「不完全な協力」を指摘する、という玉虫色の内容であった。焦点の「新提案」を巡る安保理の対立に配慮せざるを得なかったのであ…

フランスの責任感の欠如

もう一度パウエル米国務長官のワシントンポスト紙への寄稿を掲げる。http://usembassy.state.gov/tokyo/wwwhjp0264.htmlこの発言は昨年11月のものである。それから既に四ヶ月近くが経過しているのである。よく考えていただきたい。イラクはこの間に国際社会…

深層心理学的に言えば・・・

貧しくて出来の悪い子供が金持ちの大人に喧嘩を売っている。何とかお金持ちの顔を自分の方に向かせたい、相手にして欲しい、と言うのである。このところの北鮮の挑発行為を解りやすく喩えればこのようになる。元より大人は、金持ちは、忙しい。出来損ないを…

「人間の盾」とやらも・・・

ネット句会「銀河系」の今月の兼題は「淡雪」「牡丹雪」だが、きょうはまさにそんな一日、厳しく冷え込んだ。二月が比較的暖かかったので余計に寒さが身に沁みた。振り返るのは早いかも知れぬが今冬は寒暖の差が激しい、骨太の冬であったような気がする。さ…

注目の査察報告

日替わりの天気で今日は春雨、夕刻までしっかりと降り止むと同時に厳しく冷え込んできた。明日は寒くなるそうだ。このところ寒暖の差が激しいので気をつけたいものだ。猛威をふるったインフルエンザではなく油断から春風邪を引いている人が周囲に多い。花粉…

外交ゲームは既に終っている

遅ればせながらイラクがミサイルの廃棄に着手したようだ。先日までくだんのミサイルは「決議違反ではない」と強弁していたのだが。圧力が強まると、しぶしぶ協力を小出しにして時間稼ぎをするイラクの常套手段が見え透いている。ミサイル廃棄の陰で生物化学…