益弘 この一句

俳人 田畑益弘のきょうの「この一句」

田畑益弘きょうの自選句「益弘 この一句」

2003-04-01から1ヶ月間の記事一覧

大国のメンツ

予報通り雨から曇天の一日。急に冷え込んで肌寒いくらいである。久々に猫たちに暖房を入れてやる。猫はまことに寒がりだ。一向に沈静化の兆しも見えない、中国「SARS」の影響がじわじわと経済活動全般に及んできた。観光・運輸への打撃は生産・投資活動へも…

寝言は寝て言え

昨日に引き続き暑い一日。もう長袖では鬱陶しいくらいだ。既に「夏近し」といった趣である。庭木、植木の伸張が目覚しい。古葉を落としみるみる若葉を茂らせてゆく姿は頼もしい限りである。明日は天気が崩れて涼しくなるようだが季節の移ろいは着実である。…

さて、「SARS」

朝からよく晴れて暑いくらいの一日。そろそろ冷房、と思ったが辛抱する。今から入れていたのでは先が思い遣られる。つい先日まで、いつまでも京都は冷えるよねと言っていたのが、京都はマジで暑いんだよなになってしまった。ま、人間その時々で好きなことを…

駘蕩たる春日和

駘蕩たる春日和。こんな好日は一年を通してもそうあるものではない。パソコンの前で自作俳句を自選しているのが嫌になってくる。用もないのに外出したくなる日である。書店、PCショップ、園芸店に顔を出す。どの店も店主と顔馴染みなので世間話しにゆくよう…

対北鮮戦略の早急な再構築を

きょうから5月5日まで十連休。そろそろ「自選句集」を仕上げねばならない。連休後半に父の三回忌と母の七回忌を執り行うので今夜から没頭して早いうちに完成させる予定である。熱心な読者から「自選句集を早く」というメールを度々いただく。有難いことであ…

読み筋通りレッドラインを敢えて越えた者・・・

北鮮が、中国のメンツを潰してまでもとうとう最後のカードを切ってしまったようだ。「核兵器保有の言明」それは、武力による体制転覆に怯える金正日の目一杯の虚勢である。正直言って笑ってしまう。読み筋通り、予定通りなのであるから。出来の悪い子供が、…

「SARS」は中国のみの敵ではない

早寝の甲斐あって風邪は快癒した。置き薬を服用して一晩で治るのであるからこの歳にして自信をもってしまう。中国の「SARS」は都市封鎖のデマが流布するほど深刻化しているようだ。メディアも米朝中三カ国協議そっちのけで「SARS」報道に熱心だ。当然のこと…

きょうは早寝

少々風邪気味である。大したことはないのだがこのところの寒暖の差の激しさに身体がついてゆけなかったようである。連休を前に休むわけにもゆかない。きょうは早寝することにする。窓外はしたたかに雨が降り続いている。穀雨といった趣きである。

「SARS」が命取りになる・・・

「SARS」と呼ばれる新型肺炎が猛威をふるっている。連日、感染者と死者が増え続けている。情報開示を渋る中国への不信感も募るばかりだ。まだまだ隠している筈だと誰もが感じているからだ。目覚しい進歩を遂げ続ける中国経済にも疑問符がつき始めた。一種の…

四月句会の高点句発表

「銀河系」四月句会の高点句を山際一郎君が集計して発表してくれた。是非、御覧頂きたい。http://iconbbs.moon.ne.jp/112/iconbbs.cgi?massy今回は新入会員も増え、良い作品が数多く集まった句会だったと思う。更なる会員と出句数の増加を図りたいと思ってい…

一皮剥けば、所詮偽善者

雨の日曜日。まことによく降るものである。鬱陶しいので床屋に行く。こんな日は髭を剃って貰い髪を刈って貰ってスカッとするに限る。しかし、誰しもそう思うのか床屋は結構混んでいた。床屋の待ち時間に某紙から得た情報。戦争が事実上終結したイラク、バグ…

三カ国協議開催の前提と原則

来週に予定されている米朝中三カ国協議の開催があやしくなって来た。北鮮がまたぞろ米国の感情を逆撫でするような談話を発表したからである。米国が、開催の再検討を表明したのも当然だ。「北鮮が検証可能な形で 核開発を全面的に放棄、断念すること」が、今…

自選句のみ掲げる

昨夜は飲み過ぎて寝てしまい、日記をつけそびれてしまった。現在、土曜日の午後一時半である。天気予報通り、先程より雨が降り出した。最近の天気予報は誠によく当る。以前は天気「予想」などと意地悪く思っていたものだが・・・。いろいろと書きたいことは…

北鮮はオトナになれるのかな?

朝は暖房、昼は冷房の要るような一日。二十℃近く寒暖の差がある。俳句では「春深し」或いは「暮春」といった風情である。さて、米中朝の三カ国協議。日米韓三国の認識と原則は完全に一致している。北鮮がどんな態度をとるか?どこまで誠実になるのか?が唯一…

問題児童が保護者同伴で・・・

北鮮の核問題をめぐる多国間協議が米中朝三カ国でスタートするようだ。日韓ロ三国は不参加であり多国間協議と呼ぶほどのものではない。喩えれば出来の悪い問題児童が保護者同伴で警察に出頭するようなものである。本音を言えば、保護者も警察も迷惑で仕方の…

イラクの次はシリア?

北鮮はどうやら大人しくしているようだ。二週間以内に多国間協議が開催されると云う。全く信用できない国ではあるが暫し見ていてやろうと思う。またぞろ信義を裏切ることは眼に見えているのだが。さて、米国の関心は既にシリアに移っているようだ。化学兵器…

素直に物乞いせよ

イラク解放戦争における米国の圧倒的な軍事力に怯えたのであろう。NPTを脱退した筈の北鮮がその核政策について多国間協議に応じるようである。ようやく身の程を知ったということであろう?カネも食糧もエネルギーもないくせに何を一人前に強がっているの…

仁和寺御室桜

麗日。汗ばむほどの陽気となった。予定通り仁和寺にデジカメをもってぶらぶらと出かける。先ずは山門の仁王様のアップを御覧頂く。昨日の自作自選句の「塔高し御室の花の低ければ」は次の写真の景を念頭に置いている。手前の白い花が御室桜である。背丈が低…

アメリカハナミズキ

お昼までかなり激しい春の雨。日照はないものの暖かな一日だった。近所の園芸店で「ハナミズキ=アメリカハナミズキ」の苗木を買ってくる。1912年東京がワシントンD.C.に贈ったサクラへの返礼として贈られた木としてよく知られている。この時季、園芸店はこの…

ピリオドを打つのは時期尚早

ネット句会「銀河系」四月句会の会員投稿句を発表した。http://iconbbs.moon.ne.jp/112/iconbbs.cgi?massyいよいよ会員互選・読者選の始まりである。選句は投稿された会員の義務である。よろしく御願い申し上げる。さて、イラク解放戦争。米軍は早くも北部要…

やはり「イラク解放戦争」であった

バグダッドは陥落した。米英軍はイラク全土制圧を加速させている。イラク解放戦争の大勢は決した。サダムの銅像が倒された昨日は現代史にとって画期的な一日となった。偽善者の誹謗と妨害にも怯まず断固として武力行使に踏み切った、米英軍の正義は実現した…

イラクは解放された

フセイン政権が崩壊したようだ。バグダッド、バスラ等、主要都市は既に無政府状態にある。イラク情報省や国営メディアは遂に沈黙した。歓喜に沸くイラク国民の映像が何よりそれを雄弁に物語っているであろう。今まさにイラクは解放されたのである。この戦争…

血を流して勝利した者が決めること

きょうは我が家の夜桜を御覧頂く。今年はかなり遅い開花だった。先日、紹介した法金剛院の桜はきょう既に散り始めていた。我が家の桜は今が満開。あすあさってと冷えるそうなので長持ちするかもしれない。さて、イラク解放戦争の終結が近づいてきた。戦後統…

吟行・句会報告の続き

昨日の「花の寺・大原野神社吟行・句会報告」の続きである。俳句を創るよりも写真を撮るのに忙しかったのだから、もう少し見ていただくことにする。先ず「西行桜」近辺。満開には程遠いので昨日はアップしなかったのだが、読者からメールを頂いた。「桜の写…

絶好の花見日和・吟行日和

きょうは結社「浮寝鳥」の吟行・句会。絶好の花見日和・吟行日和となった。花の寺へタクシーで直行し「浮寝鳥」の主宰・板谷芳浄先生や同人諸氏と落ち合う。次は一部の参加メンバーの記念写真。左端が私。左端から三人目が主宰・板谷芳浄先生。次は、大原野…

あすは花の寺へ吟行

このところほぼ二日周期で天気が変る。花時の典型的な気象なのだが、きょうは花の雨そして花冷えの一日。あす日曜は好天に恵まれるそうだ。京都は桜の名所がいたるところにあるが、各地が既に見ごろになっている。私はあす西行桜で著名な勝持寺(通称=花の寺)…

殲滅せよ

米軍の情報分析官がイラク解放戦争開戦以降のフセイン大統領のTV映像は全て開戦前に収録されていたものと断定した。CIAは慎重だが、私はこの分析が妥当であると考えている。米軍のバグダッド攻略を目前にしていまだにサダム・フセインは肉声で軍と国民…

「SARS」はもっと怖い・・・?

香港を中心に原因不明の新型肺炎が猛威をふるっている。SARS=サーズというのだそうだが、ウイルスも特定できず、感染経路も分からず、治療法もないというのだから恐ろしい。テレビでマスクをした現地の人々や旅行者の映像を目にするが、「しないよりはマ…

あのフランスの、あのドビルパン外相が・・・

あのフランスの、あのドビルパン外相が「仏はイラク戦争で米国と英国の側に立つ。」と発言し、初めて戦争支持を表明したようだ。ようやく本音が出た、と言うべきだが、メンツを捨てて実利を取る賢明な判断だと評価されよう。イラク解放戦争はいずれ米英軍の…

今年も健気に桜が咲いている

一月は去ぬ、二月は逃げる、三月は去るとか云う。早いものだ。四月一日、新年度のスタートである。企業にとっては今日が正月のようなものだ。経済は暗い。政治もまた暗い。現状打破の気概も感じられない。そんな状況下での新年度である。この国はどうなって…