一月は去ぬ、二月は逃げる、三月は去るとか云う。
早いものだ。
四月一日、新年度のスタートである。
企業にとっては今日が正月のようなものだ。
経済は暗い。
政治もまた暗い。
現状打破の気概も感じられない。
そんな状況下での新年度である。
この国はどうなってゆくのか?と
誰もが心配している。
しかし、誰もが惰性に身を委ねているのが現状だ。
「経済大国」という代名詞も既に過去のものになってしまった。
現在は「座して死を待つ老人の国」に他ならない。
桜が咲いている。
日本人の自信喪失とは何の関りもなく
今年も健気に桜が咲いている。
花衣高島屋にもちらほらと 田畑益弘