益弘 この一句

俳人 田畑益弘のきょうの「この一句」

田畑益弘きょうの自選句「益弘 この一句」

2004-04-01から1ヶ月間の記事一覧

未生以前(みしょういぜん)

きょうの自選句。春を寝て未生以前を旅してをり 田畑益弘※未生以前(みしょういぜん)1.仏教で「絶対無差別の境地」のこと。2.生れる前の世界、命。転じて「遠い昔」のこと。尚、昨日の「微笑」は「みせう」、「未生」は「みしゃう」と発音表記する。

暮春の麗日

きょうの自選句。観世音微笑(みしょう)したまふ春の虹 田畑益弘

きょうも春寒

きょうの自選句。無為の辺に蝶の来てゐる日和かな 田畑益弘

行春の大雨

きょうの自選句。鳥の恋嘴(はし)と嘴より始まりぬ 田畑益弘

夜から大雨になるとか・・・

きょうの自選句。飛行機雲ほぐれほぐるゝ目借時 田畑益弘

颯々たる一日

きょうの自選句。春の海へ山城の国出で立ちぬ 田畑益弘

春寒

きょうの自選句。春星のけぶらふ奥の春の星 田畑益弘

冷え込んできた・・・

きょうの自選句。いとさんと呼ばるゝひとの春日傘 田畑益弘

春暑

きょうの自選句。亀鳴くを耳を大きくして聴けり 田畑益弘

春暑

夏日。こんなに暑い春はちょっと記憶にない。早朝に「銀河系」高点句を発表した。よって眠い。早寝します。おやすみなさい。いつかまた出会へさうなり花は葉に 田畑益弘

天気予報が良く当ってます

昨日の大雨も上がり曇天より青天。このところ天気予報が誠に良く当る。アメリカから借りている気象衛星の情報のお陰か?気象台のデータの蓄積がものを言っているのか?いずれにしろ結構なことである。むかし我何ゆゑ蝶を殺めしか 田畑益弘

メリハリのある今年の春

終日、雨空気が乾燥しているので歓迎すべきお湿りだ。それにしても、降り方が激しい。まことにメリハリのある今年の春である。春の雷寝返りうちてまた眠る 田畑益弘

既に半袖

連日の夏日。半袖でないと汗ばむほどである。きょうも自選句を掲げる。 一身を桜吹雪に濡らしけり 田畑益弘

夏日

暑いくらいの一日。今日も、自選句のみ掲げる。 春深く草色のもの草に棲む 田畑益弘

自選句のみ

桜鯛紀淡海峡晴れ極む 田畑益弘

例の三人の人質が解放されたそうだ

またまた人質事件のようですね。この調子では、小泉首相・日本政府は大変である。渡航しないように、そして退避するように、という勧告を無視して拉致されている方々、「自己責任」という語の重みを噛みしめて下さいね。はっきり言って、面倒見きれませんよ。さて…

ブログはもともと「日記」

昨夜は日記をつけそびれてしまった。My Blogというかブログはもともと「日記」なので、二重に日記を書くことになってしまう。この日記は今後、書きたい時に書くことにする。しかし、日記を書かない日も今日の自選句は毎日掲載する。以上、よろしく御願いする。 …

花疲れ

自選句。 コンピュータ・ルームに癒えし花疲れ 益弘

貧者が無い智恵を絞っているのであろう

イラクの抵抗勢力が外国人誘拐を頻発させている。フセインを失い、武力では占領軍に勝てようが無い彼らには最も卑劣な手段しか残されていない、ということだ。ある国の人質は解放しある国の人質は解放しないという差別化で彼らは米英軍を、占領軍を、世界を、…

人間のクズを信用する方がおかしい

さて、イラクでの人質事件。解放という約束はやはり守られなかった。もとより、人質をとって事を構えるような人間のクズを信用する方がおかしいのである。むしろ、犯人グループの「ゆさぶり」と見なすべきであろう。身内を人質に捕られた家族の辛さ、焦燥は私に…

きょうから、「My Blog(マイ ブログ)」

この「日記21th」はきょうから「My Blog」の中のリンク集で掲載、公開することになりました。これからもよろしく御願い致します。「My Blog(マイ ブログ)」では今後、多角的に様々な情報を提供してゆきます。私の日記への批判さえも自由に掲載できる、双方向の…

人間のクズの対応は変わらないのだ

きょうもマスコミは「人質事件」一色である。巷では、「自衛隊撤退」を求める筋違いの署名運動も始まったそうだ。人質をとるような人間のクズを、署名に応ずる庶民は信用しているのであろうか?自衛隊を撤退しようがしまいが、人間のクズの対応は変わらないの…

十字軍以来の「人質ごっこ」・・・?

「人質ごっこ」なのか「人質事件」なのかいまだによく分からない出来事である。犯人の正体も分からず、コンタクトもとれない。一般的にテロリストと交渉するのは愚かなことだが、その愚かさを「発揮」することもできない状況だ。予想通り、反米メディア・社民党…

無視するのが妥当である

中東のテレビ局、例のアルジャジーラの放送。邦人三人を「人質」にして得体の知れないグループが自衛隊のイラク撤退を要求している。笑止である。テロリストが卑劣な手段で一国の政策を変更できる訳がない。先ず事件の真贋が不明である。メディアがメディアだけ…

「パンドラの函」

今しがた雨が降り出した。暖かな春雨、花の雨である。我が家の桜も法金剛院の桜も散り始めた。光陰の展開はまことに早く、儚い。週末には「花は葉になる」のである。時は後戻りはしない、ただただ過ぎ去るのみなのである。さて、イラク。「パンドラの函」を開け…

「無名」の桜

陽気に誘われて徘徊した。祇園へ行かなくとも近所には「無名」の桜が咲き誇っている。我が家の在る双ヶ丘、法金剛院・・・。夜桜は妖怪のようである。闇の中で、幽かな夜の光を集めているその姿はあたかもかの世への入口へと誘う道しるべのように見える。名所の…

祇園に繰り出そうかな

朝は花冷え、日中は暖かな花の昼といった一日。京都の桜は今がまさに満開、昨日の雨にも関わらず健気に咲き誇っている。パソコンの前に座りっぱなしで、花見にも行かない私だが窓を開ければ自宅の桜が慰めてくれる。さて、昨日のことになるが弟が円山公園の夜桜…

花の雨

予報通り花の雨。夕刻に上がるまでしたたかに降り続いた。しかし、まだ満開の桜は散ることもなく妖艶な風情を保っている。さて、かねてより要望の強かった、サイドビジネス「ロッテリー」のサインアップの「手引き」をアップした。http://www.kyoto.zaq.ne.jp/m…

我が家の桜

花曇の一日。暖かなようで日翳れば肌寒い花冷え。夕刻からは、雨催となった、明日は花の雨の一日となるかも知れない。きょうは満開になった我が家の桜を紹介する。 長堤の果は天なる桜かな 田畑益弘

我が家の楓若葉

昨夜は帰宅が遅くなり日記をつけそびれてしまった。既に土曜日の午後である。我が家の楓の写真を掲げるにとどめる。このところの陽気でようやく若葉をつけ始めた。この時期、桜も良いが萌え出した可憐な若葉の風情も誠に美しく清冽である。 父の忌の近づく木々…