益弘 この一句

俳人 田畑益弘のきょうの「この一句」

田畑益弘きょうの自選句「益弘 この一句」

2003-02-01から1ヶ月間の記事一覧

悪が裁かれる時

快晴、暖かくなって春を実感する一日。これからも春寒の日はあるだろうが疑うべくもなく春は定かになりつつある。さて、イラクが問題のミサイルの「原則廃棄」を書簡で明らかにしたそうだ。またも査察協力の「小出し」戦術である。くだんのミサイルの数も配…

せめぎ合う冬と春

かねてより勧めていたことに彼女が決断してくれた。私の所属する俳句結社「浮寝鳥」にこの度入会してくれたのである。これにまさる喜びはない。若さを武器に大いに個性を伸ばしていって欲しいと思う。良く晴れたが冴え返る一日。明日で二月も終りだが冬と春…

安保理の「自己撞着」

米英の圧力が強まると査察協力を小出しにするイラクである。しかし、決議違反のミサイルを廃棄することはしない。あくまでも「小出し」。それは「即時」「全面的」を求める安保理決議への明らかな違反である。そんなイラクに更に時間的猶予を与えようと言う…

盧武鉉(ノムヒョン)大統領就任に際して

韓国に盧武鉉(ノムヒョン)大統領が就任した。緊迫する国際情勢の下多難な前途が予想される。日本で伝えられているあなたの情報を次に記しておく。・インターネットが生んだ大統領・貧農出身、苦学の人・純朴な理想主義者・金も組織も側近もなしそこで、老…

断固たる武力行使を

世界はいつからこんなにもテロリストに甘くなってしまったのであろう?安保理決議を十余年に渡り愚弄してきた国が存在する。その国は核や生物化学兵器を使用したり、テロリストに売り渡す危険がある。それは査察という手段では完全には把握できない行為なの…

神奈川の星野さんから・・・

昨日とはうって変わって穏やかな一日。京都地方はさほど暖かくはならなかったが、群馬県のMさんからはお彼岸のように暖かいです、とのメールを頂いた。また、神奈川の星野さんからはお庭に咲いた椿のお写真を送っていただいた。余りにも美しいのでここで紹…

休日の雨

お昼頃から降り出した雨が今もしたたかに降り続いている。どういう巡り合わせなのか、このところ休日といえば雨である。それも半端ではない降り様で外出する気にもならないほどだ。休日の雨天がこうも続くのは、現下の消費不況に更に拍車をかけるのではない…

武力行使の根拠は「安保理決議1441」にある

米英のイラク攻撃が秒読み段階である。既に米軍は開戦態勢を整えた模様である。米国を中心とする武力行使の根拠は既に「安保理決議1441」にある。来週にも提出される新決議の可否はもはや武力行使の正当性を左右するものではないのである。http://usembassy.…

春しぐれ

終日、しぐれ空。冬が戻ってきたような寒い一日。しかし、空の明るさは既に春のものである。京都名物の「時雨」も冬の陰鬱さはまったくない。明るい柔らかな「春しぐれ」である。さて、北鮮が韓国の「領空」を二十年ぶりに侵犯したそうだ。相変わらず幼稚な挑…

信念をもって明らかに語ること

昨夜の続きだが、韓国の地下鉄放火事件で何より驚くのはどうして少量のガソリンでこんなにも早く激しく燃えたのか?ということ。そして、焼身自殺を図った容疑者が軽症を負っただけで生存しているという皮肉。・・・本当にその男の身勝手な犯行が原因なのか…

慄然とテレビ映像を見つめている

韓国の地下鉄放火事件。今も慄然としてテレビ映像を見つめている。まさにこれは地獄である。犠牲者はまだまだ増えるそうだ。東京などでこんな事が起きたら・・・と想像するだに恐ろしいことである。被害の拡大を防げなかったことに対応の拙さ、施設の不備等…

忍耐の持続を

第二回ネット句会「銀河系」の高点句発表が近づいてきた。会員互選は既に終了し後は二十日までの読者選を残すのみである。一般読者の選句を許しているのが「銀河系」の特徴である。当初、読者選を加えることにはかなり迷ったのだが、今のところ「イタズラ書…

国連の問題処理能力

ブリクス氏、エルバラダイ氏の「イラク査察追加報告」を受けて国連安保理では査察継続の意見が大勢を占めた。同時に世界的にも反戦運動が嘗てない盛り上がりを見せている。嘆かわしいことに現時点では、イラクの「査察協力」を小出しにして国際世論を分断し時…

北野神社の梅林へ

風はまだまだ冷たいが良く晴れて日差しは強く春の到来を実感させる一日。「梅林」を公開している、北野天満宮(いわゆる「天神さん」)に写真を撮りに出かけることにした。先ずは、昨日の私の新作にも登場した「石の牛」。白梅の下で実に可愛い顔をしている。…

「イラク査察追加報告」を待っている

世界注視の国連安保理への「イラク査察追加報告」を待っている。ブリクス国連査察委員長、エルバラダイIAEA事務局長お疲れ様でした。 死の際も翔ばむとしたる化石の蝶 田畑益弘

初午(はつうま)祭

きょうは初午祭。八月に地蔵盆、十一月に御火焚祭、二月に初午祭、年年歳歳の催し事である。京都の伝統、日本の伝統を絶えず尊重しつつ世界最先端の技術開発に邁進するのが島津製作所の不変の志と言ってよいだろう。それにしても、この時期の戸外の行事はま…

やはり内臓の悪いせいかなぁ?

そのうち出てくると思っていたが、良いタイミング?で出てくるものである。あのウサマ・ビンラディンが例のアルジャズィーラに登場した。言っていることは、毎度、毎度の「反米」の繰り返しだが声に元気がないのは、やはり内臓の悪いせいか?しかし、彼はど…

何のためのNATOなのか?

北大西洋条約機構(NATO)内の亀裂が深まっているようである。米英にとっては既定の「対イラク武力行使」に対する足並みが揃わないのだ。イラクからの攻撃を受けかねない同盟国・トルコを見捨てると言う。ソ連・東欧圏の崩壊でその存在意義すら疑わしい現況…

GAME IS OVER!

きょうは第二回ネット句会「銀河系」の投句締め切り。既に前回を上回る御投句を頂いている。午前零時を過ぎたら全投稿句を発表する予定である。その時点から、「銀河系」は「選句モード」に移行することになる。会員、読者各位の冷静な選句・選評を御願い申し…

今年の春も駆け足で・・・

我が家の猫は二匹とも去勢猫だが、春になるとやはり落ち着かないように見える。このところの暖かさに色めきたっているのが良く分かるのだ。避妊手術を施しても種族保存本能、つまり性欲がなくなるわけではないのだろう。体を変えることはできても脳を変える…

今年も「季節の前倒し」?

立春以後、暖かな日が続いている。暦通りと言えるが普通なら一番寒い時のように思う。やはり、今年も「季節の前倒し」なのであろう?九州南部では早くも春一番が吹いたそうだ。京都は現在、雨。しっかりと本格的に降っているが、既に暖かな春雨の風情である…

二つに一つ

昨日のパウエル報告に対してイラクは「でっち上げ」と反発している。フセインが「その通りでございます」と言う筈はないのであるから予想通りの愚かな反応と言えるだろう。メディアは「疑惑は灰色」と言い「査察強化、査察継続」を訴えあたかも中立であるかの…

予防的武力行使

パウエル米国務長官の情報開示でイラクの査察への「非協力」、「隠蔽工作」は歴然となった。この時点でイラクの国連決議違反は既に明白である。米英を中心とする武力行使はもはや新たな国連決議を必要とはしない、と私は考える。それは既に国連決議に則った…

予定通り読み筋通りに

米国ブッシュ政権の予定通りというか私の読み筋通りに事は進んでいる。サダム・フセインよ、既にお前の命は秒読みだ。永年の罪業を償う時が来たのである。父の成し得なかった事をブッシュJr.は見事に完遂するであろう。今年は素晴らしい年になりそうである。…

技術革新とデフレのお蔭?

昨日の日記の続きになる。新しく買ったPCは一体型デスクトップ。モニタとPC本体が一つになっているものだ。キーボードもマウスも無線なので電源コードとLANケーブルの二本のみである。PCも進化するものである。驚くのは価格の安さ。これまで買った…

鬼は外

またまた買ってしまった新しいパソコンのセットアップに集中していて、日記をつけ忘れてしまった。自選句のみ掲げる。 パソコンに一粒あたる鬼は外 田畑益弘

テロリストと「無法者国家」以外は・・・

スペースシャトル「コロンビア」の事故。ショックである。言葉もない、絶句するのみだ。最先端の科学の粋を集めた、巨大プロジェクトが大きな危険と表裏一体であることを今更ながらに思い知る。と同時に、このような事故に遭ってもなお宇宙開発の先頭に立ち…

温暖化の中の厳冬

寒中という暦通りに寒い日が続いている。「今年も暖冬」などと言っていた、気象台はその予報を年明けとともに撤回したらしいがまあ良いでしょう、苛めるのはやめておきましょう。偶には、「冬らしい冬」も良いではないか?しかし、寒い寒いと言いつつもまも…

光陰の儚さを

一月もきょうで終わり。まことに早いものである。光陰の儚さをしみじみと思う。健常なうちは、何も感じないが高齢者や病者と等しく我々もまた、自らの死へと一ヶ月近づいたことに何ら変りはないのである。生きるとはすなわち死に近づくことだ。我々は日々、…