益弘 この一句

俳人 田畑益弘のきょうの「この一句」

田畑益弘きょうの自選句「益弘 この一句」

2000-08-01から1ヶ月間の記事一覧

恵みの雨だが・・

<太陽書房編集部です。PDFファイルをお送りします。訂正した個所をご確認ください。>出版社より第二版第一稿が届いた。これから、眼を通してOKを出すつもり。我ながら、自分の作品の多さに閉口している。今日は徹夜のチェック作業になりそうだ。主に訂…

Windows Me

コンピュータにおいてオペレーティングシステム(OS)の役割は会社でいえば総務部といったところか?人間においては行動様式、いや人格に比するべきか?windows3.1からwin95、win98、win2000と使ってきてしみじみそう思うのである。DNAは継承されてはいるが、…

初秋なのに・・

私はいつも季節を先取りして詠む癖がある。今は初秋。九月になれば仲秋の句を詠むことになるだろう。しかし、この暑さである。連日、35℃を越えているのに「新涼」も「爽やか」も「冷やか」もあったものではない。私自身、詠んでいて白々しい気分になって来る…

雨が降らない

電子商取引といっても消費者がネットに繋がっていないと意味がない。またネットが高速かつ低料金でないと割高なテレフォンショッピングになってしまう。既に韓国は月額二千円程度で高速、常時接続を実現した。台湾、シンガポールも既に日本を凌駕している。…

旱星

今日も炎天。夕立もなし。一昨日、琵琶湖の水位がマイナス74センチと地元紙が大きく報じていたのだから渇水は更に進んでいる筈だ。太平洋高気圧の勢力が強いからと言ってしまえばそれまでである。しかしこの時期まで連日35℃を越す猛暑が続くとさすがに「温暖…

秋比叡

いつものように四条河原町で彼女と落ち合いタクシーで比叡山へ。この山に来るのは何十年ぶりのことだろう?妙にうきうきする。しかし山頂は残念ながら工事中で閑散としていた。懐かしくも、もの悲しいムード。だが、流石に涼しい、見晴らしが良い。自然の風…

どこへ行こうかな?

明日、久々に彼女と逢う。およそ二ヶ月ぶりである。夏休み中に旅行する計画だったのだが、つまらないことで大喧嘩してしまい中止したのだった。仲直りして、お互いに都合の良い日を決めるまで今日までかかった訳だ。さて何処へ行こうか?と思案してしまう。…

曳かれる牛・・

偶に見るニュース番組でもっとも不愉快なのはニュースキャスターとやらが大した素養もないくせにもっともらしい解説や感想を述べることである。日本のキャスターはアナウンサーに数本、毛が生えたようなものだからその発言は浅薄で、感覚的で、日和見で、哲…

群盲、象を評す

例えば「群盲、象を評す(撫づ)」と云う。私はこの諺(成句)を使うべきではないと思っている。なぜなら、この諺(成句)が、その意味するところ以前に障害者への先入見、侮蔑を含意しているからである。確かに「群盲」は(「象」も)比喩として使われているにすぎ…

「WEB PAGE」発刊日!

昨夜はこの日記のサーバーがダウンしたようだった。書くことは書いたのだが、アップできなかった。メモ帳に保存して諦めて眠った次第である。言いたい放題の日記だが、毎日読まないと眠れないと言って下さる方もいる。御心配をお掛けしました。今夜は二日分…

秋暑

死人に口なし、と言う。生き証人が居ては困る、という事件・事故がある。だから、全員死亡もやむを得ない、という意思決定もある。誤解しないで欲しい、ロシアの原潜事故のことではない。一般的な話である。国家権力とは、そう云うものだということである。…

自著届く!

夏休みも今日で終り。明日からまた日常が戻ってくる。目覚めると我が著「WEB PAGE?.?」が届いていた。ネットでのやりとりだけで作られた本である。原稿用紙に執筆することもなし、ゲラ刷りもなし、今はじめて実体となった本である。だから、今はじめて実感が…

夏の終り

ロシアの原潜事故。情報が錯綜していて未だに事故原因すら分からない。聞こえてくるのは政府と軍の不協和音ばかり。「第二のチェルノブイリ」などと放射能汚染さえ危惧されているのだが・・。米国が十二回目の臨界前核実験を実施した。国際社会はまたも無視…

ミーとチコ、その後

ちゃぼさんや鷺谷さんら、多くの方々が我が家の猫たちの不和を心配してメールを下さる。そこでお約束した「夏休み中のミーとチコの仲直り」だが、ようやく一つの部屋でお互い睨み合うことなく寝起きするまでに改善した。放っておくと避け合っているばかりな…

今やインタラクティブでないと・・

ホームページを開設し、メールや掲示板でインタラクティプに読者と交流するようになってテレビを余り見なくなった。気になるニュースがリアルタイムで報じられている時はパソコンの傍らでつけっ放しにしているがそれ以外はほとんど見なくなった。物理的にテ…

母の命日、そして大文字

母の命日。母が膵臓癌で急逝して丁度三年になる。あっという間の三年だった。悲しみは癒えた。しかし寂しさは消えぬものである。私にしてそうなのだから、老いたる父には尚更であろうと思う。母の死後、父は猫を溺愛するようになった。時に異常と思えるほど…

亡母の故里へ

お盆。約二十数年ぶりに亡母の故里を訪ねた。幼い頃は毎年母に連れられて行っていたものだ。母方の祖父母が亡くなり、代替わりするとともに自ずと疎遠になっていた。更に三年前に母が亡くなりますます行きづらくなっていたのだ。母の死により、私にとっては…

「少年」

少年の凶悪犯罪にはもう驚かなくなっていた。事件への衝撃が覚めやらぬうちに別の事件が続発する。日常化する衝撃にこちらの感覚もマヒしてしまう。しかし今日報じられた、十五歳少年の凶行には驚きを新たにする。一家皆殺しを企むような憎悪が高1の生徒の…

「愛しの猫たち」その後

さて、夏休み。ゆっくりと、猫たちを観察できる。普段は父から様子を聞くばかりで、ほとんど寝ているところしか見ていないのだ。予想した通りチコの成長が著しく、もはやミーと互角に向かい合っているのがわかる。二匹は最近お互いに避け合っているようなの…

デジタルデバイド

「デジタルデバイドだね。」「なんですか、それ?」「なんですか、それ?と、あなたが言うこと自体既にデジタルデバイドだね。」・・と、これは笑い話だが、ITをめぐる、個々人のあるいは世代間の落差・格差を端的に物語っていて誠に鋭く、笑えなくなって…

夏休み

日銀がゼロ金利政策を解除した。政府の反発を押し切っての決断である。・日銀の独立性・超低金利に違いないこと・デフレ懸念が払拭されたという(日銀の)見解を尊重したい。しかし、嘗てバブル退治とともに景気の芽まで摘み取ってしまった大きな過ちを忘れな…

濁世

哀れな老人である。職を追われ法外な慰謝料を払い、四面楚歌の老人に既に未来はない。けがらわしい老人である。強制ワイセツ罪なのである。執行猶予付きの有罪である。老人は今、「恥ずかしい、格好悪い犯罪者」になった。もう一度言おう、この老人はけがら…

またまた雷雨

この数日、京都地方は激しい雷雨に必ず見まわれる。炎天が俄かに掻き曇り、油断も隙もあったものではない。雷が天敵?の私には怖い怖い毎日が続いている。ところで、我が家の三匹の猫だが、ナルは雷が鳴ろうが何しようが、冷房の室外機の上で平然と熟睡して…

ありがとう

私の著書「WEB PAGE?・?」は8月22日初版発行ということになった。ただ今、予約受け付け中である。常連の皆様、宜しく御願い申し上げます。旧作とWEB開設以後2000年6月までの新作全てを収めた。我ながら詠みも詠んだり、と思う。そして毎日アクセスして下…

立秋

立秋。二十四節気の一つだか、気温的には夏の盛りである。だから「暦の上では・・」などと云われる。しかし、我々現代人は「気温」という数量化できる尺度のみで季節を判断しすぎているのではないか。早くなった夕暮れに潜む陽の衰え、草花や昆虫の消長、高…

校了確認

昨夜、「校了確認」のメールを出版社宛、送付した。いよいよ、印刷・製本ということになる。デジタルからアナログへ。バーチャルから実物の世界へようやく回帰してくるわけだ。太陽書房さんは広く、本にする原稿を公募している。ジャンルは自由、フロッピー…

インターネットと土いじりと・・

本作りは着々と進捗している。編集部と著者・私がネットを介してやりとりするのみの本作り。郵送も電話もなし、ただただネットで行き交う作業である。その速度、簡明さはまさに新しい時代の「仕事の在りよう」を思わせる。今日は出版元も休日。月曜日から詰…

「WEB PAGE」上・下巻で刊行!!

「WEB PAGE」が「WEB PAGE I」、「WEB PAGE II」と二分冊で刊行されることになった。私も一つの本で442ページは厚すぎるのでは?と危惧していた。やはり製本上、「書物の丈夫さ」に問題が出るとのこと。太陽書房さんのプロの判断に感謝しつつ快諾した。上下…

浮草

私はいつもパソコンを操作しながらテレビをつけっばなしにしている。同じチャンネルではなく、時間帯によって各局のニュース番組を選んでいる。事実は小説より奇なり、である。ニュースほど面白いものはない。さて、そんなテレビ画面に相変わらず伊豆諸島の…

「WEB PAGE」進捗状況

今日、太陽書房さんから表紙・カバーデザインの第一稿が届いた。これまで全てが添付ファイルとしてメールで送信されてくる。とにかく速い、返信が楽である。原稿用紙もペンも要らない。私はパソコンの前に座って操作するのみである。早くも完成間近である。e…