益弘 この一句

俳人 田畑益弘のきょうの「この一句」

田畑益弘きょうの自選句「益弘 この一句」

2001-11-01から1ヶ月間の記事一覧

これから祇園へと

昨夜のつづきだが、今年の世界の十大ニュース第一位は考えるまでもなく、NYの同時多発テロであろう。では日本はどうか?大事ばかりで第一位などを悠長に考えている場合ではないかも知れない。個人的には、来たる「雅子さま御出産」を敢えて第一位にしたい…

ほのかな敬意

今年はまことに良いニュースの少ない年だった。顧みてここに凶事を列挙するのも鬱陶しいくらいだ。もうすぐ「雅子さま御出産」の朗報がある。陰鬱で不景気なムードを吹き飛ばしてこの年を締めくくりたいものである。しかし、いつも疑問に思うことをひとつ。…

もう寝ます

すっかり体調を崩してしまった。先日若い時のように飲みに出て痛飲したのがよくなかった。風邪と腹痛と全身疲労を一緒にしたような状態。今日は新作をアップするのがやっとだった。いろいろ書きたいこともあるがもう寝る。申し訳ないが、これも日記の気楽さ…

地味な話題のようだが・・・

今日の日経夕刊では「連結納税制度」の来春導入が改めて検討されることとなったそうだ。「先送り」が報じられた時は小泉改革もこれまで、と落胆したものだが・・。しかし日程的に既に無理なところに来ているのでどうなるのかは定かではない。塩川さんは「財…

ひとまずの決着に向けて

米国がいよいよ英国とともにこの戦争にひとまずの決着をつける行動に出るようだ。海兵隊・空挺部隊の派遣はその積極的な意志の現れである。膠着状態の「カンダハル」は近日中に陥ちるであろう。同時にビン・ラディンの殺害、アルカイダの壊滅も達成される筈…

ペットは飼い主に似る?

今日は一瞬の冬夕焼を撮影してお届けするつもりでいたがあいにく曇ってきて諦めることになった。代りに猫たちの近況を写真で見て頂く。先ずは、ミー。既に三歳を過ぎて貫禄さえ出て来た。体重ではナルと同じくらい。ナルがいつも外に出て留守なのでミーが今…

街角の紅葉黄葉

今日はわが家の近傍の紅葉を紹介する。名所にわざわざ行かなくても、街角の紅葉黄葉が充分美しい。最も近いバス停の銀杏黄葉、左は観蓮で有名な法金剛院の桜紅葉。次は先日彼女と散策した、双ヶ丘の紅葉。我が家はこの双ヶ丘に在る。吉田兼好法師が隠棲し「…

わが家の楓紅葉

わが家の狭庭の楓紅葉を紹介する。↑かなりの大樹なので、狭庭から二階サンルームに侵入しそうである。↑夕刻にフラッシュ付きで撮影。夜桜も妖艶だが楓紅葉にも同様の妖しさ、凄味がある。暖房の要らない暖かさ。穏やかな小春日和が続いている。 アルミ貨ほど…

鋤焼の香が・・・

狂牛病に関して腹の立つことをあれこれ書くつもりだったがやめておく。騒げば騒ぐほど困るのは生産者や小売店でしかないからだ。感染源がわからないのに安全と言う無神経、責任を取るべき元凶(さて、誰でしょうか?)がいまだに涼しい顔をしているこの国はや…

イチローの快挙で・・

イチローのことを書くか狂牛病のことにするか思案しているうちに酔いつぶれてしまった。イチローの快挙で実に美味しい酒になった。日記の更新が翌朝になってしまったけれど・・・。 熱燗や食ひちぎりたる章魚の足 鈴木真砂女

道路は造るべきである・・・が

高速道路を巡ってというか道路公団を巡ってというか二つをないまぜにした議論がかまびすしい。私見を記す。・道路は造るべきである。子々孫々へ残す財産である。 採算性をすぐに言うのはオカシイ。 道路は金儲けの具ではない。 渋滞して儲かって何が高速道な…

負け戦さ

負け戦さというのは惨憺たるものなのであろう。裏切り、分裂、逃亡、自殺行為等など追いつめられた軍隊はいつの時代も似たような愚行を繰り返すもののようだ。北部クンドゥズ州で投降しようとしたタリバン兵を外国からの義勇兵が殺害した、などというニュー…

時の過ぎゆき

時雨空。幾度となく晴れてはしぐれる、京都の冬定番の空模様である。このところの冷え込みで紅葉も一気に進んだ。わが家の楓紅葉もほぼ紅一色となった。早いものである、今年も残すところひと月余である。時の過ぎゆきをかくも早く感ずるのは年齢のせいなの…

ウィンドウズXPが宅配便で届く

夕刻、注文しておいたウィンドウズXPが宅配便で届く。Home Editionのupgrade版である。既にプレインストール版搭載のパソコンを先日購入したばかりだが、upgrade版も必要なのである。この日記を書き終えたら、すぐにupgradeに取り掛かるつもりだ。所有する…

「普通の国」になるスケジュール

国連安保理の決議に速やかに呼応して英国、フランス、ドイツなどの欧州各国オーストラリア、ニュージーランドそしてインドネシア、トルコ、バングラデシュなどのイスラム諸国が多国籍部隊への派遣を表明した。タリバン後のアフガンの治安維持という重要な目…

「戦場」と「机上」

タリバンが政治勢力としては事実上崩壊したようだ。「まだまだ時間が掛かる・・・」などといった、大方の評論家や解説者の賢しらなコメントは見事に外れた。「戦場」と「机上」には大きな懸隔があるということだ。マスメディアを通しての予測には今後くれぐ…

「パンドラの函」

タリバンが急速に力を失っているようだ。戦力を温存しているのかどうか?よく解らないが報道からはカンダハル陥落も時間の問題のように思えてくる。「タリバン後」が定かになる前に「タリバン後」が現実のものになりそうである。米兵の死を回避して北部同盟…

消化不良は延々と・・

今日も情報過多とその消化不良が嵩じてしまう一日である。大きなニュースが次々と伝えられる。疑ったり驚いたり呆れたり・・・と伝えられる側は実に忙しい。NYのエアバス墜落は事故とのこと、テロのような気もするが、事故であると理解しておく。北部同盟…

ニュースの寿命

京都議定書の合意、中台のWTO加盟、米ロの戦略核削減合意・・・と、このところ大きなニュースが相次いでいる。しかし、マスコミも我々も通り過ぎるのみで翌日にはまた新たなニュースに耳目を奪われることになる。狂牛病問題や炭疽菌テロ事件でさへも既に…

米国の力

タリバンの崩壊が近いようだ。北部同盟が要衝マザリシャリフを奪還し首都攻略を目前にしている。膠着状態は米国の苛烈な空爆で打開されたようだ。デージーカッターの登場がやはりこの戦争においても大きな分岐点となったようだ。本気になった米国の力をまざ…

まさに小春日和

久々に甥が遊びに来る。親元を離れて独り暮らしの青春を満喫しているようだ。今日は大学のパソコンの授業の課題を仕上げに来た。遅れているそうなのだ。手伝ってやるつもりだったが、習ったテクニック以外は使ってはいけないのだそうだ。時間が掛かりそうな…

ウィンドウズXPの使い勝手について・つづき

ウィンドウズXPの使い勝手について続きを記しておく。・とても静かであるということ。 起動時や終了時のあのカリカリカリ・・・といった音が消去された。 無気味なほど無音。快適である。・システムの保存、復元はMeの長所を引き継いでいる。・ネットワ…

くれぐれも・・・

今日は、晩酌をしながら夕刻のニュースを見ていて完全にキレたので、田中真紀子外相をメチャクチャに批判してやろうと決意していたのだが、だんだんアホらしくなってきたのでやめる。小泉首相がこの期に及んでもクビにしないのだから余程の女傑なのだ、と理…

ようやく「ハンニバル」を見た!

先日、ようやくビデオで「ハンニバル」を見た。「羊たちの沈黙」が余りにも衝撃的で魅力的な映画だったのでどうしても比較してしまう。あの「羊たちの沈黙」のラストシーンは最高だったが今回は凝り過ぎていて、記憶に残らないと思う。全編を貫く緊張感は流…

素晴らしい逢瀬だった

目下の「新しい戦争」に関して米軍関係者はこのところよく(・・今日もまた!)「真珠湾」を引き合いに出す。「真珠湾」は米国にとってテロのようなものだった、ということか。そう言われても仕方ないかも知れぬが度重なる言及は決して愉快なものではない。「…

冬隣

朝、散策を兼ねて彼女と近くの広隆寺に。何度も生徒を連れて京都に来ている彼女が、なんとこれまで訪れたことがなかったのだ!御目当ては、もちろん弥勒菩薩半跏思惟像である。薄暗い宝物殿の中で弥勒菩薩をはじめ多くの仏様に囲まれていると、不思議と心が…

逢瀬、時雨空から小春空に・・

早朝、我が家に彼女が到着。近郊を散策し仁和寺へ。寒い時雨空もそのころから穏やかな小春空に。河原町に出て昼食。久々にのんびりできるので早や燗酒を四合やってしまった。彼女も調子よくワインをぐいぐい。二人とも昼から酩酊してしまった。で、予定を変…

明日は・・・

明日は彼女が泊りがけで京都にやって来る。私の家に泊めようと思ったが猫たちのことなどを考えてホテルを予約した。しかし、我が家にも招いてくつろいで貰うつもりだ。明朝、彼女は直接我が家に来ることになっている。朝からずっと雨。止みそうにない降り様…

戦争の大義のぐらつき

パレスチナ問題には欧州と米国に大きな責任がある。アフガン問題には欧州と旧ソ連そして米国に大きな責任がある。二つの問題は別個のようでいて深くリンクしている。我々がリンクしていないと見なしてもテロリストはそうは思っていない。今度の「戦争」を解…

正念場

タリバンのザイーフ駐パキスタン大使がNHKとのインタビューに応じたそうだ。まさに一次資料、興味深く注視した。・ビンラディンを引き渡すことは第三国に対してももはやない、ということ。・国連は米国の手先である、ということ。これらは、もはや交渉の…