正念場
タリバンのザイーフ駐パキスタン大使が
NHKとのインタビューに応じたそうだ。
まさに一次資料、興味深く注視した。
・ビンラディンを引き渡すことは第三国に対してももはやない、ということ。
・国連は米国の手先である、ということ。
これらは、もはや交渉の道は完全になくなったということを意味する。
言い換えれば、タリバンは死を賭して最後の一兵まで
米国と戦いぬくという悲壮な決意を表明したわけだ。
米国の苛烈な絨毯爆撃が始まった。
ザイーフ駐パキスタン大使がこの時期、我々日本人に
何を伝えようとしたのかはわからないが
その悲壮な決意に「一億玉砕」「一億火の玉」・・・といった、
昔々の言葉を思い出した。
戦争は正念場を迎えたようだ。
水あれば飲み敵あれば撃ち戦死せり 鈴木六林男