ひとまずの決着に向けて
米国がいよいよ英国とともに
この戦争にひとまずの決着をつける行動に出るようだ。
海兵隊・空挺部隊の派遣はその積極的な意志の現れである。
膠着状態の「カンダハル」は近日中に陥ちるであろう。
同時にビン・ラディンの殺害、アルカイダの壊滅も
達成される筈である。
自衛隊が現地に着く前に終ってしまいそうだが、
決して無駄ではない。
テロとの戦いもアフガンの復興も息の長い話だ。
とにかく現場に行くことに意義がある。
憲法や法律の不備は今後、
堂々と国政の最重要課題として取り上げるべきだ。
現時点では、とにもかくにも「派遣」したことを良としたい。
予報通り寒くなった。
明日は一段と厳しくなるそうだ。
いよいよ本格的な冬の訪れである。
冬の波冬の波止場に来て返す 加藤郁乎