ニュースの寿命

京都議定書の合意、中台のＷＴＯ加盟、米ロの戦略核削減合意・・・
と、このところ大きなニュースが相次いでいる。
しかし、マスコミも我々も通り過ぎるのみで
翌日にはまた新たなニュースに耳目を奪われることになる。
狂牛病問題や炭疽菌テロ事件でさへも
既に古くなってしまったような感がある。
ニュースの寿命が極めて短い。
毎日が消化不良の連続のようなものである。
取捨選択と個人的な「掘り下げ」が重要なのであろうと考える。

アフガン情勢が動いている。
北部同盟の攻勢、タリバン後国際会議への動きなど
ラマダンを前に一気にけりをつけようという、
米国の強い意志を感じる。
これらの動きは当分トップニュースであろう。
消化不良にならないようにしないと・・・。

　爆心と言ふも瑠璃なす冬の空　　堀内　薫