光陰の儚さを
一月もきょうで終わり。
まことに早いものである。
光陰の儚さをしみじみと思う。
健常なうちは、何も感じないが
高齢者や病者と等しく
我々もまた、自らの死へと一ヶ月近づいたことに
何ら変りはないのである。
生きるとはすなわち死に近づくことだ。
我々は日々、その命の哀しみを
生きているのである。
私はいつ死ぬのだろうか?
あなたはいつ死ぬのだろうか?
それを知っているのは
「自分の遺伝子」だけなのである。
暗い話になりました・・・。
おやすみなさい。
寒夕焼わが胸中に火は残る 田畑益弘