「ＳＡＲＳ」はもっと怖い・・・？

香港を中心に
原因不明の新型肺炎が猛威をふるっている。
ＳＡＲＳ=サーズというのだそうだが、
ウイルスも特定できず、感染経路も分からず、
治療法もないというのだから恐ろしい。
テレビで
マスクをした現地の人々や旅行者の映像を目にするが、
「しないよりはマシ」といった程度の措置でしかないのであろう。
日本上陸が危ぶまれる。
エイズは感染力が弱いので
「君子危うきに近寄らず」でなんとかなる。
しかし、今回の新型ウイルスは
強い感染力を持っていそうである。
テロも怖いが、この「ＳＡＲＳ」はもっと怖いと言うべきだ。

さて、イラク解放戦争。
米軍のバグダッド包囲網形成が進展している。
つまりイラクに無条件降伏を迫る条件が
整いつつあると言うことだ。
イラクはどうするのか？
化学兵器を使おうと使うまいと
既にフセイン政権の命運は尽きている。
決断は命のあるうちにしかできないのである。

　六腑から生まるる春の愁ひとも　　田畑益弘