2003-04-24 「SARS」は中国のみの敵ではない 早寝の甲斐あって風邪は快癒した。置き薬を服用して一晩で治るのであるからこの歳にして自信をもってしまう。中国の「SARS」は都市封鎖のデマが流布するほど深刻化しているようだ。メディアも米朝中三カ国協議そっちのけで「SARS」報道に熱心だ。当然のことであろうと思う。今、体制やイデオロギーを越えて全世界が連帯、協調できるのは「対病原体戦争」のみではないのか?ウイルスやバクテリアは人類共通の敵だ。「SARS」は中国のみの敵ではないのである。この新種のコロナウイルスを国際協調体制で克服できたら人類社会は少しは進歩したと言えるのではないかと思う。情報開示と国際協調を促進する以外にはないのである。