雨の日曜日。
まことによく降るものである。
鬱陶しいので床屋に行く。
こんな日は髭を剃って貰い
髪を刈って貰ってスカッとするに限る。
しかし、誰しもそう思うのか
床屋は結構混んでいた。
床屋の待ち時間に某紙から得た情報。
戦争が事実上終結したイラク、バグダッドにおいて
博物館から貴重な展示物を盗んだ者の中には
何とジャーナリストもいたそうである。
連日、戦争の悲惨を真顔で伝えていた彼らだが
一皮剥けば、所詮偽善者
ただの盗っ人となにも変らないことを
如実に示す好例であろう。
皆さん、くれぐれも
テレビのレポーターやキャスターの言うことを
真に受けてはなりませんぞ。
国宝の春の愁ひや泣き弥勒 田畑益弘