2003-04-22 「SARS」が命取りになる・・・ 「SARS」と呼ばれる新型肺炎が猛威をふるっている。連日、感染者と死者が増え続けている。情報開示を渋る中国への不信感も募るばかりだ。まだまだ隠している筈だと誰もが感じているからだ。目覚しい進歩を遂げ続ける中国経済にも疑問符がつき始めた。一種の「開発独裁体制」の思わざる陥穽である。そんな中国で米朝中三カ国協議が始まる。北鮮の幼稚な企ては報酬を得られるのだろうか?米国の原則は不変である。中国の態度が鍵になるが、それどころではないのではないか。「SARS」こそが、中国の命取りになりかねないのであるから・・・。