サダム・フセインの見納め・・・
予想通りサダム・フセインは亡命を拒否した。
勝てる可能性のない戦いに
この阿呆はまだ一縷の望みを繋いでいるのか?
愚かで貧しい者は
やはり死ぬまで
愚かで貧しい、ということだ。
ブッシュ大統領の宣戦布告は間近に迫っている。
サダムの顔をTVで見るのも
今夜が見納めになるであろう。
米英を主とする「戦争」は容易く
終結を迎える筈である。
あの湾岸戦争当時とは比べものにならない
戦闘能力を米英軍は有している。
懸念される経済への影響も最小限に留まるであろうと
私は予測している。
これまで、
一部の同盟国の離反によって
開戦にこぎつけるまでが
何よりの難事であった。
明日からは、米英軍の
スマートな「二十一世紀の戦争」を見るのみである。
「サダム・フセイン」を手始めに
「前世紀の遺物」は全て
速やかに葬られる運命にあるのである。
砂時計の小さな砂漠春夕焼 田畑益弘