益弘 この一句

俳人 田畑益弘のきょうの「この一句」

田畑益弘きょうの自選句「益弘 この一句」

一点となる・・

加藤さんの読みは相当甘かったようだ。
加藤さんの言う「ドラマ」に
自民党主流派も公明党、保守党も微動だにしなかった。
むしろ加藤派出身の閣僚から唐突と無思慮を批判される始末‥。
ああ、加藤さんはどこへ漂流してゆくのだろうか?
保守本流宏池会のプリンスは、今ようやく
パワーゲームの現実を思い知ったようである。

補正予算案の採決が迫った。
森首相はA-PEC首脳会議に旅立った。
加藤さんがふて腐れている間も
仕事をする人はきちっと仕事をしているのだ。
同じ政治家として恥ずかしくないのだろうか?

「離党」するのか?「自重」するのか?「除名」されるのか?
冷静に考えてみようね。

彼女からメール。
月末に逢えそうだ。
この前の逢瀬は暑く、この次の逢瀬は真冬だ。
切なさにもいつしか慣れてしまった。

 枯野ゆく一点となりつくすまで  鷲谷七菜子