一点となる・・
加藤さんの読みは相当甘かったようだ。
加藤さんの言う「ドラマ」に
自民党主流派も公明党、保守党も微動だにしなかった。
むしろ加藤派出身の閣僚から唐突と無思慮を批判される始末‥。
ああ、加藤さんはどこへ漂流してゆくのだろうか?
保守本流宏池会のプリンスは、今ようやく
パワーゲームの現実を思い知ったようである。
補正予算案の採決が迫った。
森首相はA-PEC首脳会議に旅立った。
加藤さんがふて腐れている間も
仕事をする人はきちっと仕事をしているのだ。
同じ政治家として恥ずかしくないのだろうか?
「離党」するのか?「自重」するのか?「除名」されるのか?
冷静に考えてみようね。
彼女からメール。
月末に逢えそうだ。
この前の逢瀬は暑く、この次の逢瀬は真冬だ。
切なさにもいつしか慣れてしまった。
枯野ゆく一点となりつくすまで 鷲谷七菜子