益弘 この一句

俳人 田畑益弘のきょうの「この一句」

田畑益弘きょうの自選句「益弘 この一句」

三島忌(憂国忌)

メールで、休日はなぜ新作をアップしないのか?と訊かれた。
ありがたいことである。
毎日読んで下さっている何よりの証しだからだ。
「休日は、普段出来ないことをあれもこれもやろうとするから・・」と
御返事した。正直言って、そうなのである。
休日はなかなか頭が「俳句モード」にならないのだ。
自分を「その気」にさせるのが大変なのである。

今日も小春日。
見たかったビデオを見、音楽を聴き
書店で選書して過ごす。
しかし、二日間新作を公開してなかったので、
きょうは数句アップした。
御読み下されば幸いである。

そうそう今日は三島忌。
あの劇的な自決から早や三十年経つ。
当時私は高校二年生だった。
わけのわからない衝撃を受けた、
あの日の自分が思い出される。

 われ洲に十年いまなおMishima沖を漕げり  大沼正明