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自選句。
レンズに土星蒼かりし湯冷かな
益弘
寡婦よりのあえかに香る賀状かな
待春の身をひるがへす近江鯉
ロボットの犬撫でやれば冷たさよ
とほくより来てとほく行く冬の蝶
寒泳の老いの抜き手のうつくしく
美しく氷河に眠りゐるひとよ
吊革にゆらりと日脚伸びてをり
寒紅や祇園は昏きところなる
冬の蠅罰があたつて生きてをり
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