春深し 春更く 春闌く
自選句。
草色のもの草に棲み春深し
益弘
桜 朝桜 夕桜 夜桜 老桜 里桜 楊貴妃桜 薄墨桜
自選句。
醍醐水醸して匂ふさくらかな
益弘
花の昼
自選句。
ほつこりとして鍵善に花の昼
益弘
山桜
自選句。
来てみれば果して散れる山桜
益弘
花疲れ
自選句。
コンピュータ・ルームに癒えし花疲れ
益弘
春深し 春更く 春闌く
自選句。
吟行の一人はぐるゝ春深く
益弘
花 花盛り 花明り 花影 花時 花過ぎ 花朧 花の雨 花の山 花の昼 花の雲 花便り 花の宿 花月夜 花人 花盗人
自選句。
花人の中に亡き人ゐるやうで
益弘