近未来の恐怖
11月初めの連休に彼女が来るのでホテルを予約したのだが、
どこも満室で確保するのに苦労した。
いくつかの希望のホテルは全然駄目なのでワンランク落す羽目になった。
紅葉シーズンの京都は桜の春季よりも更に混むそうである。
また、テロの影響で海外旅行から国内に切り換える人も多いそうだ。
妙なことでこの秋の京都はひときわ賑わいそうなのである。
ニューヨークで炭疽菌への感染がまたまた報告され、
テロへの人々の不安心理を更に増幅させている。
おそらくは先月の同時テロの首謀者の仕業だと
私は推察するが、何とも不気味である。
これが彼らの仕業だとして・・・
この細菌テロが今後どれだけの広がりを見せるのか?
また、彼らが次に用意する手段は何なのか?は
全く予測すらつかない、
シミュレーションなき近未来の恐怖だと言えるだろう。
テロリストとの戦いは
早くも想像をはるかに越えた困難さを見せつけている。
祈るべき天とおもえど天の病む 石牟礼道子