鬼の手拍子
注目の証人喚問。
新たな疑惑も飛び出さず、
野党の質問も総花的で、
鈴木さんは頭に来ただろうが、
官僚は胸を撫で下ろしたのではないか?と思う。
官僚の思惑は、今も昔も政治家をコントロールすること。
これまで通り、突出した政治家の排除に成功して
官僚組織は安泰である。
もっともヤバかった「真紀子さん」は、
刺し違えて葬った。
うるさいムネオさんも
今後、どうなろうとその影響力は無に等しい。
官僚の狡猾さと
その読み筋通りに踊らされている、
政治家の哀れな姿を見た思いである。
野党は力不足だ。
テレビ受けを狙っただけではないか?と思わせる。
疑惑が更に深まった、などと言うだけでは
何をしたのか分らない。
まだテレビのレポーターの方が鋭かろう。
言っておくが、これは
試験にパスした人間と選挙にパスした人間の戦いなのだ。
今日は、官僚には到底敵わない国会を再確認しただけだった。
春一番鬼の手拍子ひびくかな 高橋貞俊