益弘 この一句

俳人 田畑益弘のきょうの「この一句」

田畑益弘きょうの自選句「益弘 この一句」

金正日の没落

犯罪者というのは
下手に出ればつけあがるものである。
北鮮が解放した人質を帰せと云っている。
まだ人質が残っているから
一人前に強気なのであろう。
相手にすることはない。
何も焦ることはないのである。
相手は日々の食い物にも困っている、
犯罪者なのだ。
意地悪く持久戦に持ち込むことが
最も効果的なのである。

米国ブッシュ政権と連携を更に密にして
経済制裁の検討に入る時期であろう。
重油も食糧も呉れてやる必要はない。
それは盗人に追い銭をやることである。

ブッシュ大統領は対イラク
決して半端なことはしないであろう。
サダム・フセインは早晩、
政権の座を追われる筈である。
イラクの次は否応なしに
北鮮ということになる。
悪の枢軸」は一国たりとも
野放しにはできないからだ。
北鮮は核やミサイル開発の面で
イラクよりも寧ろ凶悪だと言える。
ブッシュ大統領
米国への直接的な脅威を
決して許さないであろう。
金正日の没落は限りなく近い
と言うほかないのである。

フセイン金正日という
二人の阿呆の末路を見物できる、
来年は面白い年になりそうである。
私は今からワクワクしている。

さて、今日も小春日和。
明日は寒くなるそうだが、
朝鮮はもっともっと寒いやろなぁ、
ああ、可哀そうになあぁぁぁ。
我々はこれを
夜郎自大の自縛自縄と呼んでいる。

 寒さうな手のひらに銭載せてやる  越智ゆき雄