益弘 この一句

俳人 田畑益弘のきょうの「この一句」

田畑益弘きょうの自選句「益弘 この一句」

アラファトの「意趣返し」であろう

テロリストは所詮テロリストとしてしか
生きられないのか?
むしろ憐れに感じてしまうくらいだ。
パレスチナ過激派によってイスラエル兵が殺害された。
米国が本格的に仲介し、
先日、第一歩を踏み出したばかりの
中東和平行程表は早くも試練に晒されている。

テロの態様から察して
今回のテロはアラファトの「意趣返し」であろう。
イスラエルと米国は冷静に対応すべきである。
アッバス自治政府首相を盛り立て
アラファトの無力化」を徹底すべきである。
アラファトを絶対に相手にしてはならない。
テロに武力で対抗することは
アラファトが何より望んでいることなのである。

いつだったか、某氏が言ったように
アラファトは消しておくべきだったということだ。


 毛虫焼く昭和を遠く思ひつつ  田畑益弘