「消費者が事業主」ということ

春一番の後、大陸からの寒気が入り冴返るというのは、
早春の定跡なのだが、まさにその定跡通りの寒い一日｡
冴返り、冴返りつつ春は確かなものになってゆくのである。

さて、私のホームページのトップに紹介している
米国の「リードメール・サイト」について。
米国では「メールを読めばお金が貰える」のは常識である。
家庭の主婦や子供たちの手軽な小遣い稼ぎとして
こういったサイトは無数に存在している｡
しかし、日本ではまだまだインターネットが
家庭に深く浸透しておらず､ネット通販も草創期にあるのであろう。
日本で「リードメール・サイト」について語ると
「マルチか無限連鎖のネズミ講」のように思われてしまう｡
この彼我の落差はまことに大きいと言わざるを得ない｡
やがて、日本でもそれは常識となり普通のこととなるのであろうが、
私は微力ながら啓発に努めてゆきたいと思う｡

ちなみに「Dollar-Mail.Com」はアドバタイジング(広告)の金を
「リードメール」で稼ぐサイトである。
http://www.dollar-mail.com/pages/index.php?refid=massy50
その金で自らのビジネスを広告し
マトリクスの増殖や販売促進を図るわけである。
私もこれまでその戦略を貫いてきた｡
このように
米国では既に、「メールを読む消費者が、同時に事業主」というのが
普通のことになっているのである。
日本の皆さん、この話・・・お分かりか?

　思ふゆゑ在り思はねば朧かな　　田畑益弘