2004-05-09 母の日 きょうの自選句。母の日や遺りてながき鯨尺 田畑益弘※母が亡くなってこの夏で丸七年になる。母のきものや装飾品などはとうに形見分けしたのだが、家にはまだまだ「亡母のモノ」がのこっている。「鯨尺」もその一つ。取っておいても使う訳でもなく仕方ないモノなのだが、さりとて捨てる理由もないし、捨てる気にもならない。これこそ「形見」ですね。