2004-06-22 苔の花 きょうの自選句。業平の老い思ほゆる苔の花 田畑益弘※京都西山、十輪寺。「なりひらでら」とも云われ稀代の色男?在原業平が晩年を過した寺。業平の墓もある。「なりひらかえで」と呼ばれる楓の紅葉季、咲いたり咲かなかったりする老桜の春季、も良いが苔が最も美しい梅雨季が私は好きだ。