2004-07-09 花火 きょうの自選句。散骨のたとへば海の花火かな 田畑益弘※昔は、「手花火」「線香花火」は夏季、「花火会」「揚げ花火」は秋季の季題であった。いつしかに、全てが夏の季語として「花火」の中に統合されてしまったが、現在でも実際「花火会」「揚げ花火」は立秋以後に多い。現実とのギャップは悩ましいところではある。今月の句会「銀河系」の兼題は「花火」だが、兼題決定にあたってもう一人の主宰者松本君と議論した一点である。