2006-02-07 春時雨 きょうの自選句。八ツ橋を焼きゐるかほり春時雨 益弘※「香・かおり」の旧仮名表記は正しくは「かをり」である。しかし、平安時代中期以降「かほり」が常用されており、芭蕉も「かほり」を使っている。契沖も歴史的仮名遣い研究書「和字正濫鈔」において「常にはかほるなり、常によるべし。」と書いている。