益弘 この一句

俳人 田畑益弘のきょうの「この一句」

田畑益弘きょうの自選句「益弘 この一句」

2004-08-23から1日間の記事一覧

十九歳の時の作より

きょうの自選句。鳴く鹿に小ぬか雨降る宵も来ぬ 田畑益弘※季語は「鹿」。雄鹿は秋季、雌を求めて鳴く。その声は「鹿の笛」と云われわが国の古典文学の重要なモチーフであった。昭和48年十九歳の時の作品。某新聞俳壇で、桂樟蹊子先生の特選を頂き「・・・誠に…