今世紀最後の・・・
梅雨冷。半袖では肌寒い一日。
雨は降らなかったが、終日厚い雲に蓋をされてるような気分。
我が家の三匹の猫たちはとりわけ寒さが堪える様で
二十四時間風呂の蓋の上に眠ったまま。
つくづく猫は寒がりなのである。
昨日夜半、彼女から電話。ようやく熱も下がり復調したようだ。
真面目にやればやるほど、教職とは大変な仕事、
労多くして報い少なしであると痛感する。
その真摯な思いが生徒に通ずることなく終ってしまったら・・
と考えると余りに虚しい。
教師個人の頑張りでは、どうしようもない部分へのバックアップを
システムとして考えねばならぬところまで事態は切迫している。
このままでは「親と子と教師」三者の
不幸のスパイラルが果てしなく続くだけだ。
さて、いよいよ明日は注目の南北朝鮮の首脳会談。
ちょっと気が早いが、今世紀最後の大ニュースである。
二十世紀の負の遺産克服への力強い一歩となって欲しいものだ。
はるかまで旅してゐたり昼寝覚 森 澄雄