終日、雨。それも本降り。
一度も外出しないまま、休日を気ままに過ごす。
時計を外して、時刻を忘れるようにする。食べたい時に食べ、寝たい時に寝る。
雨の休日は、いつもそうするようにしている。
時計を外すとかなり束縛感がなくなる。最初は妙に落ち着かないのだが、
慣れてくると一日がゆったりと感じられるようになる。
義務感、焦燥感が消えてゆく。
それは「時刻」を忘れて、「時そのもの」を感じることなのだと思う。
さて、皇太后陛下崩御。
昭和という時代が更に更に遠くなってしまった。
しかし、あの美しきエンプレス スマイルは国民の心に永遠である。
既に陳(ふ)る昭和の書あり曝すなり 竹下しづの女