大人しいマグマ
明日は株主総会。
その準備やリハーサルで精も根も尽き果てた。
キイを打つ指先がぼんやりしている。
晩酌の水割りの酔いが早くも回って来た。
商法改正で総会屋への危機感はかなり薄れた。
これからは外国人株主、ネット取引で急増する個人投資家への対応が
中心になってゆくものと思われる。
彼らはまともな株主であり、まともなことを徹底的に
訊いてくる善き投資家なのである。
まともな投資家にまともに向かい合うという、当たり前のこと。
株主総会は、否応なしに時代への迅速な対応を迫られている。
「過渡期」などという猶予はないと思うべきなのだ。
午後から晴れ。明日一日は貴重な梅雨の晴れ間という。
さて、心配された三宅島のマグマも幸い大人しい?ようである。
避難された方々は釈然としないかも知れぬが
これからの危機管理のモデルケースになったのではないかと思う。
善意の狼少年は、居た方が良い。
蟻地獄すべて単一火口なる 村上冬燕