天変地異

お気づきの読者も多いと思うが、
一昨日から四字熟語にこだわって作句している。
以前から一度試みたかった方法だ。
句の意味に歴史的深みを持たせる利点がある。
また、四字熟語は今日の一種のブームでもあるから、
読者の理解を得やすいという一面もある。
短所は、句意が陳腐になること、説教臭くなること、
リズムが悪くなることである。
また、既成の「常識」や「教訓」を借りてくるのであるから、
若い人の共感を得るのは難しいという気もする。
忌憚なく御批評下されば嬉しい。

ところで、伊豆諸島三宅島が大変なようである。
例によってテレビをつけっぱなしにして注目しているが、
人力ではどうしようもないことなので、もどかしさが募るばかりだ。
有珠山、多発する地震、三宅島、と
今年は天変地異の当り年なのだろうか？
予知や報道、そして肝心の被災者へのケアがより迅速になったことは
実感するのだけれど・・・。

　積乱雲天変地異の予感して　　小林亜星