厄日過ぐ
土曜、日曜はテレビ・新聞のニュースが極端に少ない。
特に日曜は夕刊もなく、NHKの定時ニュースも同じ内容の繰り返しだ。
この国では土曜・日曜には何事も起こらないかのようだ。
ほんとに何もないのか?そんな筈はない。
曜日に関わらず世界はあらゆるニュースに満ち満ちているのである。
では、なぜなのか?どうして土日はこんなに情報が乏しいのか?・・
日本のマスコミは官公庁から提供される情報を垂れ流すのが仕事だ。
だから官公庁の休日には、彼らは報道すべきものがなくなるのである。
裏を返せば、自前でニュースを掘り起こす能力が
彼らには致命的に欠如しているのである。
休日であろうとなかろうと世界は瞬時も停まることなく動いている。
アクティブにインタラクティブに情報をゲットするには
やはりインターネットしかないのである。
同じニュースを横並びで垂れ流すマスコミは
既に存在する意味をなくしつつあるようだ。
水臭き水飲み二百十日なり 中尾寿美子