「おでん」のこと

先日も書いたが鍋物が恋しい季節。
今夜は父と意見が一致して、おでんにした。
父は肉食派、私は魚好きで
毎日献立が悩ましいのだが、おでんだけは一致して好きなのである。
(ま、おでんが嫌いな人なんていないだろうけど・・。)
きょうの地元紙夕刊を見ると社会面でおでんの具について特集している。
関西と関東で、随分と趣が異なるのがよく解る。
また、同じ関西でも各家庭で様々なバリエーションがあるものだと
感心させられる。
東京暮しが長かった私が気付いたこと。

・関西にはチクワブがない。
・関西「糸コンニャク」、関東「シラタキ」と云う。
・関西「ヒロース」、関東「ガンモ」と云う。
・関西「タマゴ」、東京で私は「ギョク」と呼んでいた。
・だし汁の濃淡が東西で大分違うようだが
　これは各家庭でも差異があるのだろう。

まだまだあるが、きりがないのでこの辺にしておく。
読者はどんなおでんをお好みか？召し上がられておられるか？
是非、個性的なおでんの具、だし汁を御教え願いたい。

朝夕の冷え込みは厳しいが日中は暖かな休日。
我が家の楓大樹には、未だに緑葉が残っている。

　嫁ぎても芦屋に住みて冬ぬくし　　稲畑汀子