今日も父を見舞う。
検査漬けでさすがにウンザリした様子。
食道だけでなく消化器系、心臓、血液・・と隈なく
調べているようだ。
検査で体力を消耗してしまうのではないか?と危惧する。
医師を信用するしかないが、
両腕の注射の跡の多さに驚く。
頑健だった父だけに哀れでならない。
明日、妹の長男が山形から出て来る。
京都の大学数校に受験するためである。
明後日には妹も来る。
かなり以前から、父が心待ちにしていたことだ。
まさか病床に見舞われることになろうとは
夢にも思わなかったであろうが・・。
水枕ガバリと寒い海がある 西東三鬼