「花粉症」のこと・つづき
昨夜の日記は少々ふざけて書いたのだが
意外にも読者から様々な感想を頂いた。
調子にのって「つづき」を書く。
「花粉症」をなくすには?
「花粉症」という「かわゆい名称」を改めればよろしい。
例えば「水っ洟症候群」とか「洟垂れ病」などと
改称するのである。
「花粉症」に比べていかにもキタナラシイ感じがする。
「わたし、洟垂れ病なの」と打ち明ける女性は先ずいない。
「俺、洟垂れ病なんだよ」などと平気で言えるのは
私のようなオッサンだけである。
かくて「花粉症」は激減し、
特異体質のオッサンだけのマイナーな病気になるであろう。
もう新聞もテレビも騒がない。
もちろん、「花粉症」の症状は毎年春になると現れるので
お医者さんも薬屋さんもティッシュ屋さんも困らない。
大多数の「洟垂れ病」患者は
水面下で独り悶々とするのみとなる。
メデタシ、メデタシである。
ふざけるな、という声がする。
こんな滅茶苦茶を書きたくなるほど
私の「洟垂れ病」は重い。
春の風邪誰も見舞つてくれぬなり 鈴木花蓑