早いもので明日は父の三十五日。
よって今日は五逮夜である。
すぐにも四十九日が来るので近親者のみを集めて執り行う。
誰もが父の急逝への悲しみを抱えながら
自らの生活と落ち着きを取り戻しつつある。
午後から大工がやって来て家の内装工事。
襖、障子の世界を全面的に改める。
鍵の掛かる扉とサッシの世界にした。
猫たちの跳梁跋扈から
コンピュータを守るためである。
パソコンとネット社会は
これからも私の生活にとって
大きな支柱である。
蒸し暑い梅雨晴れの一日。
朝から冷房の入れっぱなしだ。
梅雨晴や三日分ほど働く気 小原寿女