何を怯んでいるのか
失業率5%台乗せ、
株価1万1000円割れと連日の暗いニュースである。
小泉改革へのカウンターパンチに等しい。
早速、補正だ、株価対策だという声があがる。
何を怯んでいるのか?と可笑しくなってくる。
この調子だと「改革の痛み」に耐えられるはずがない。
小泉改革を支持し、痛みを覚悟したのは
つい先日のことではなかったのか?
改革の痛みはこの程度のものでは済まないのである。
小泉首相はあくまでも初志を貫徹すべきである。
今、怯めばマスコミにくちゃくちゃにされてそれまでである。
首相は憎まれても信念を貫けるのか?
「靖国」の時に似た、剣が峰が早くも巡ってきたようだ。
晴天が続いている。
行過ぎる白雲は
既に秋の訪れを告げて繊細である。
秋天や最も高き樹が愁ふ 木下夕爾