>米国のアフガン空爆に対し
「アルカイダ」はテロ続行を宣言した。
空爆しなくとも彼らは黙ってテロを続けるであろうから
「世界対テロリスト」の状況は大して変っていないと言える。
ただテロリストの標的が
はっきりと世界中に拡大したことを
我々は新たに認識に加えるべきであろう。
日本も今やテロリストの立派な標的なのである。
同盟国として米国の後方支援を決断した以上
我々はそれなりの覚悟を持たねばならないということなのだ。
タリバンはいずれ滅びるであろう。
しかしテロリストは国家を超えて生き残る存在である。
生半可なことでは済まされない、
「新しい戦争」に我々日本人もまた踏み込んだのである。
戦前の一本道が現るる 三橋敏雄