あのテロから・・・
あのテロから一ヶ月である。
時の流れの何と早いことか。
私に限らず世界中の人々が今
その早さを感じているのではないか、と思う。
あの驚愕と怒りを何億もの人間が
共有したことをそれは如実に物語っているのではないか?
米国のタリバンへの空爆が既に始まっている。
新たなテロへの緊張感も否応なしに高まっている。
日に日に世界は、
留まることなく激動しているのである。
さて、日本、その国会。
平和ボケは少しは治ったのであろうか?
いつものように国内政治的、政党的駆け引きを
弄している場合ではないのだが、
果たしてそういう、緊迫した認識があるのかどうか?
今世紀のこの国のパフォーマンスを占う意味でも
この十月は極めて重要な「時」である。
十月の大きな瞳昏れにけり 永島靖子