タリバン後・・・?
今日は先ず絶好の秋日和で
時代祭が滞りなく行われたことを喜びたい。
祇園祭は鉾町が主役だが
時代祭は意外にも全京都市民参加型の極めて開かれた祭なのである。
私の亡き父も裃(かみしも)をつけ旗本?に扮して参列したことがある。
毎年、先陣を切る「維新勤皇隊」は
歴史的名称としては「山国隊」のことである。
私の亡き母の祖がその隊員だった。
晴れ渡る秋天に鳴り響く、あの笛の音を聞くと
何故か私の心も澄み渡るような気がする。
さて、アフガン情勢。
米国の連日の空爆にもめげず、タリバンは頑張っているそうだ。
彼ら、若きタリバン兵の心は澄み切っているのか?
それとも絶望の淵で暗澹としているのか?
理念なき戦いは限りなく虚しい。
米国、ロシアは周辺諸国とともに
そろそろ「タリバン後」を明確にすべき時が来ている。
槍振りに風が変りぬ時代祭 山口草兵衛