「内親王御誕生」のニュース一色で
週末は塗りつぶされてしまった。
アフガンの現況も新聞・テレビから
消えてしまったような感がある。
しかし、世界の現実は一時も待っていてはくれない。
彼の地では今も殺し合いが行われているのである。
国内的には今日、狂牛病の三頭目が見つかったそうだ。
マスコミはもうヒステリックに騒ぐことはないと思うが
ゆゆしき事態であることには何の変りもない。
今年も早や十二月、師走、極月である。
慶事に浮かれながらも
現実を直視することを怠りたくはないものである。
極月の人々人々道にあり 山口青邨