2002-04-16 「普通の国」への一歩 永年の国家的懸案事項、有事法案がようやく今国会に上程される運びとなった。終戦後半世紀余を経て、日本はやっと「普通の国」=「主権国家」への第一歩を踏み出せそうである。小泉内閣の決断、与党三党の判断は極めて常識的なものだ。ナイーブな反対論はもはや無責任でしかない。野党は対案を明示して政府と議論を深めるべきである。昨夜来の雨は上ったが蒸し暑い一日。早くも夏が顔をのぞかせている。 わが旅も春も終焉大砂丘 柘植芳朗