大人の決着を・・・
中国が初めて今回の「亡命未遂事件」を報道した。
それは、我々を唖然たらしめる内容である。
呆れて絶句するほどだ。
しかし、中国政府にも、軍にもメンツがある。
結局は不毛な水掛け論に陥るであろうと予想される。
日本政府は言うべきことは毅然と主張しつつ
日中関係の重要さに鑑み、早急に
成熟した解決をめざすべきだと考える。
もとよりわれわれは中国政府及び人民にいかなる
恨みもない。
両国の良好な関係は今後ますます発展させてゆかねばならない
と考えている。
国家にとって、民族にとって「メンツ」は大切なものである。
お互いに「メンツ」を守りつつ、言いたいことを言い合いつつ
速やかに大人の決着を計るべきである。
それにしてもこのところ
このような「事件」が頻発するのは
「某国」の強権支配と極度の貧困が原因である。
世界がそれを解決し得ない限り
「事件」は繰り返されるであろう。
問題の本質は「貧困」だ。
日中の喧嘩にあるのではないことを
確認しておきたい。
人々に四つ角広き薄暑かな 中村草田男