昨夜に続き、きょうも昼過ぎから雷雨。
早や、真夏の一日のようである。
雷が天敵の私には怖くてしようがない毎日だ。
随分前の日記に書いたことだが、
私は雷がこの世の中で何よりも怖いものなのである。
家の中にいても、ビルの中にいても駄目、
稲光を見るだけで身がすくんでしまうのだ。
これは理屈ではない、いくら
自分に言い聞かせても、怖いものは怖いのである。
青春期に、眼前に落ちた雷。
その一撃が私を「雷恐怖症」にしてしまった。
私はそれをこの歳まで、未だに克服していない。
人間、一瞬で変るものだな、と思うのである。
雷が木を裂く高天原に似て 平畑静塔