何度も書こうとして躊躇っていたこと
今まで何度も書こうとして躊躇っていたことを書く。
わが家のすぐ近くの集合住宅の一室で
児童虐待が行われている、と思われること。
若い母親がおそらく自分の子を虐待している。
子供は三、四歳の女児だと思われる。
しかし、確たる証拠があるわけではない。
毎日毎日、母親?の狂ったような怒声と
女児の「痛い!痛い!」という
悲鳴、絶叫が聞えてくるだけなのだから・・・。
怒声が聞え、悲鳴が聞え、怒声が聞え、悲鳴が聞え・・・
の繰り返し、それが延々二時間くらい続くのである。
このことに気づいてからは
その執拗さに気分が暗澹として
胸が悪くなる程である。
私はどうすればいいのだろうか?
他人のプライバシーを侵してはならない。
虐待ではなく躾なのかも知れない。
知らぬ振りをしているべきなのかも知れない。
実際、暗然としつつも
私はこれまで結局知らぬ振りをしているだけである。
周辺の住民もおそらく同じ気持ちなのであろうと考える。
どうすれば良いのだろうか?
今日もまたその「怒声と悲鳴」が
先程まで聞えていた。
飛騨の子の花いちもんめ梅雨晴間 松崎鉄之助